コミットTV 八木コラム
実機レビュー【ヴィンテージロレックス】
『エクスプローラー』「Ref.1016」

みなさま、こんばんは!

昨年7月に購入してから早10ヶ月が過ぎ、すっかり腕に馴染んできた私の愛機【ヴィンテージロレックス】『エクスプローラーⅠ』「Ref.1016」。今回は、実際に着用して見えてきた《良い点》と、逆に少し《気になる点》を、包み隠さずレビューしていこうと思います。是非最後までお読みいただき、ヴィンテージの知見のひとつとしてください。

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【ヴィンテージロレックス】
『エクスプローラーⅠ』 SS
「Ref.1016」Serial.9番(1963年頃製造)

「エクスプローラーⅠ」の始まりは1953年、探検家・冒険家のために、過酷な環境下でも使用可能なアドベンチャーウォッチとして登場しました。視認性や堅牢性などを重視したこの歴史ある時計は、究極のシンプルウォッチとして広く認知されることとなります。

今回ご紹介する「Ref.1016」は、1960年頃~1989年頃まで製造されていた第3世代の『エクスプローラーⅠ』であり、同シリーズの中でもロングセラーモデルとして知られています。時計好きな方からの根強い人気を誇る【ヴィンテージロレックス】代表モデルの一つです。

『エクスプローラーⅠ』「Ref.1016」の《良い点》

デザイン性

どん!!

『唯一無二!!』

こちらの個体はこの年代において最大の特徴でもある「ミラーダイヤル」。更にはブラックのダイヤルがブラウンに変色している「トロピカルミラーダイヤル」という、非常に希少性の高い1本です。また、「ミニッツサークル」・「アンダーライン」などの特徴も備わっており、まさに唯一無二の個体であると思います。※自慢し過ぎてすみません!!(笑)

着用感

どん!!

『軽くて着けやすい!!』

【ヴィンテージロレックス】はブレスが中空で作られていたため、現行モデルと比べると軽くて着けやすく、「Ref.1016」はケース径も36mmと、サイズ感も日本人にピッタリです。近年はケースが大型化しており、「少し大きいな!」と感じていた方は候補の一つにしてみてはいかがでしょうか。

更には、究極のシンプルウォッチの名の通り、どんなシーン・服装にも合わせやすく、汎用性の高さは抜群です。このような万能モデルは【ロレックス】の中でも『エクスプローラーⅠ』の右に出るものはいないのではないかと思います。

ステータス性

どん!!

『抜群!!』

『エクスプローラーⅠ』「Ref.1016」は、特に日本での需要が高く、【ヴィンテージロレックス】の中でも動きが早いモデルの一つです。もちろん海外での需要もあり、著名人や海外セレブの愛用者も多く、お洒落な方々は必ずと言っていいほど1本は所有しているイメージです。そのため、必然的に価格は上昇傾向にあり、国内外オークション等でも高値で取引されているケースが多くございます。これは、今後さらに注目される可能性が高いとも言えるでしょう。

『エクスプローラーⅠ』「Ref.1016」の《気になる点》

振動・衝撃・防水

『多少気を使う』

【ヴィンテージロレックス】の取り扱い全般に言えることではありますが、振動や衝撃、防水には充分気を配り、着用する必要があります。例えば、”自転車に乗る時は必ず外し、衝撃を与えないようにする”、”雨の日は使わない”、”手を洗う時は必ず外してから洗う”、、、など。文字にするとなんだか面倒くさそう、、、と感じますが、意外とすぐに慣れてきます。また、それ以外はそこまで気を使っておらず、現状一切問題なく動いていますので、ご安心ください。

以上、使ってみて感じた《気になる点》は正直このぐらいで、今のところ”ノンストレス”な時計だと個人的には感じています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

色々と包み隠さずお話ししてきましたが、『エクスプローラーⅠ』「Ref.1016」を使ってみた総合的な感想は

最高!!

です!

やはり着用しているだけで大きなモチベーションになりますし、このモデルの歴史に相応しい生き様を見せなければいけないと強く実感しております。また、仕事柄もございますが、お客様からお褒めの言葉をいただく機会も多く、話のきっかけにもなってくれています。これからも程好く気を使いながらも、ガシガシ使っていきたいと思います!ステップアップのために買い換えたら優しい目で見守ってください(笑)

今回2回目となる愛機レビューを行いましたが、客観的に《良い点》と《気になる点》を知ることができ、改めて愛着が湧きました。皆さまもご自身の愛機を改めてレビューしてみることで、今まで見えてこなかった魅力に気づくかもしれません。是非一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

本記事を見て下さったことで、ご自身の時計に愛着を持って、楽しんで高級時計ライフを送っていただけることを願っております。

ではまた!

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