Actor’s Watch #162
【最強の養蜂家】
ジェイソン・ステイサムの愛用時計

*出典元:https://www.sportskeeda.com/

映画やテレビなどで活躍する俳優の腕時計にフォーカスする「Actor’s Watch」。
第162弾の今回は、ジェイソン・ステイサム愛用時計をご紹介して参ります。

ガイ・リッチー監督の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)に登場する、ちょっと間抜けなチンピラ兄ちゃん役での映画デビューから早25年。いまやハリウッド「No.1アクションスター」と言っても過言ではない程の活躍ぶりを見せ、映画ファンの心を鷲掴みにしています。

映画の劇中で彼が着用している腕時計はコチラ
☞ #151 【リー・クリスマス】ジェイソン・ステイサムの腕時計 を読む

映画の中ではパネライの腕時計を度々着用している事で知られるジェイソン・ステイサムですが、今回は、そんな彼が日頃から愛用している腕時計をご紹介して参ります。

ロレックス

デイトナ【Ref.6265】

*出典元:https://www.rolexmagazine.com/

「スターの腕時計」と言えばロレックス。ワイルドスピード SKY MISSION』(2015)のプロモーション映像でジェイソン・ステイサムが着用していたのは、ロレックス デイトナ(Ref.6265)と思われます。

『ワイルド・スピード』シリーズの劇中では、パネライ ラジオミールロレックス サブマリーナーを着用していたジェイソン・ステイサム。劇中でデイトナは着用していなかったので、これは私物の腕時計なのでしょう。激しいカーチェイスがウリの『ワイルド・スピード』シリーズですから、ラジオミールやサブマリーナーより、ドライビングウォッチのデイトナの方が物語には合っているのですが、アクション撮影で希少なヴィンテージ ロレックスに傷がついたりしたら大事ですからね、、、

エクスプローラーⅡ【Ref.1655】

*出典元:https://www.rolexmagazine.com/

続いての一本もヴィンテージ ロレックスから。カリフォルニアのエドワーズ空軍基地で行われたアクション映画『キラー・エリート』(2011)の特別試写会。殺し屋役の主演俳優としてこのイベントに登場したジェイソン・ステイサムが着用していたのは、ヴィンテージのロレックス エクスプローラーⅡ(Ref.1655)でした。

ジェイソン・ステイサムと名優ロバート・デ・ニーロが共演した本作の劇中では、彼の師匠格となるベテランの殺し屋を演じたロバート・デ・ニーロがヴィンテージ サブマリーナー(Ref.5512か5513)を着用。もしかしたら、それに対するアンサーとしてこの腕時計を選んだのかもしれません。

IWC

ドッペルクロノグラフ【Ref.3713-019

*出典元:https://timeandtidewatches.com/

続いてはIWC ドッペルクロノグラフ(Ref.3713-019)。ドッペルとはドイツ語で「二重」という意味で、クロノグラフ針を2本搭載したスプリットセコンドクロノグラフであることを表しています。第二次世界大戦中に誕生したパイロットウォッチの名機、IWC マークXIの意匠を踏襲して1990年代に製造された、IWCの歴史を象徴する一本です。

プライベートをパパラッチされた写真ですが、表情といい、着用しているサングラスといい、その「キメ具合」は、まるで映画のワンシーンの様であります。鍛え上げられた逞しい腕に、ケース径42mmのドッペルクロノが抜群の存在感を放っております。

パテックフィリップ

ノーチラス【Ref.5711/1A-001

*出典元:https://iflwatches.com/

続いてはコチラ。2022年のテニス ウィンブルドン世界選手権の観戦に訪れたジェイソン・ステイサムが着用していたのは、パテックフィリップ ノーチラス(Ref.5711/1A-001)。ハリウッドセレブのスポーツ観戦にはお馴染みの一本と言って良いでしょう。

ラファエル・ナダルがリシャールミルを、ノバク・ジョコビッチがウブロを、セリーナ・ウィリアムズがロイヤルオーク オフショアを着けてセンターコートに立っていた本大会で、客席ではノーチラスを着用したジェイソン・ステイサムの他、トム・クルーズもヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズを着けて観戦していたとの事。コートも客席も雲上ウォッチのオンパレード状態の大会となっていましたので、ウォッチスポッティングが趣味の方は、是非チェックしてみてください。

ノーチラス クロノグラフ【Ref.5980/1A-001】

*出典元:https://www.pinterest.com/

最後はコチラ。妻であるモデルのロージー・ハンティントン・ホワイトリーとのツーショット写真でジェイソン・ステイサムが着用しているのは、2006年に『ノーチラス』生誕30周年を記念して、初のクロノグラフ搭載モデルとして発表された パテックフィリップ ノーチラス クロノグラフ(Ref.5980/1A-001)。そして、、、

*出典元:https://www.facebook.com/

コチラは色違いで揃えたパテックフィリップ ノーチラス クロノグラフ(Ref.5980/1R-001)。三針ノーチラスと、2本のノーチラス クロノグラフを所有する男、ジェイソン・ステイサム。この調子であれば、ノーチラスのプチコン(Ref.5712/1A-001)や、40周年モデル(Ref.5976/1G-001)や、ティファニーブルー(Ref.5711/1A-018)などのレアモデルもいつか出てくるんじゃないかと勝手に思っておりますので、もし情報を見つけましたらご紹介したいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スクリーンの中ではパネライの着用率が高いジェイソン・ステイサムですが、プライベートではパネライの着用が無かったのは意外でした。希少なヴィンテージ ロレックスノーチラスを激しいアクションシーンのある映画で使うことは難しいでしょうから、「俳優としてのオンタイムにはパネライ」「オフタイムにはヴィンテージロレックスやノーチラス」という、彼の流儀が窺えるラインアップとなりました。

*出典元:https://www.digitalspy.com/

そんな彼の気になる次回作は、元特殊部隊の養蜂家が、亡くなった恩人の仇を討つ為に巨大詐欺グループに殴り込みをかけるアクション映画『ザ・ビーキーパー』(2024)。既に本国アメリカでは公開済みで、レビューも上々。ジェイソン・ステイサムのファンならば観るべきアクション映画に仕上がっているとの事です。

まだ日本公開の詳細は決まっていないようですが、公開したら必ず観に行きますので、配給会社の皆様、ぜひ宜しくお願い致します!

ではまた!

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