¥24,750,000(税込)
(税抜 ¥22,500,000)
みなさん、こんばんは。
早いもので師走も終わりに近づき、今年も残すところわずかとなりましたが、皆さまはどんな1年を過ごされましたでしょうか。
時計業界はというと、【パテックフィリップ】がティファニーブルーの『ノーチラス』「Ref.5711/1A-018」を先日発表し、最後に全部をもっていった感は否めませんが、今年も各ブランドから魅力的な新作モデルが多数生まれました。
今回は、そんな2021年に発表された新作モデルの中で、印象が良かった機械式時計を8本取り上げたいと思います。
題して、【2021年】機械式腕時計 ”新作ベストモデル8選”
著者の独断と偏見で選定しておりますので、温かい目で最後までご覧ください。
2021年4月。【ロレックス】のホームページに現れたその姿に、大きな驚きを感じた方も少なくなかったのではないでしょうか。まさか『エクスプローラー』からコンビモデル!?と。
しかし、写真と実機ではその印象は全く異なり、率直にカッコイイ!と思える仕上がりで、当店スタッフも皆口を揃えて言います。
インデックスの3、6、9やメルセデス針等の基本デザインは従来通りですが、ケース径は前モデル「Ref.214270」の39mmから、11年ぶりに36mmへ回帰しました。普遍的なデザインに、上品なエッセンスを加えた人気モデルは、2021年、最も良い意味で実機に裏切られたモデルです。インデックスのフチがゴールドになっている点が個人的に好きですね。
【出典】ロレックス
2本目にご紹介するのは、スモールセコンドを備えたシンプルな三針モデル『カラトラバ』。
ギョーシェ装飾されたクル・ド・パリ(ホブネイル・パターン)ベゼルを備え、現代的な大きさ=39mmケース径で発表されました。
シースルーバックから眺めることができる、65時間のパワーリザーブを備えた手巻き式新ムーブメント「Cal.30-255PS」は美しいの一言ですね。ドルフィン針ではなく、やわらかな印象のドフィーヌ針が採用され、ローズゴールドとグレイン仕上げのシルバーの組み合わせが上品な一本です。スポーツウォッチの高騰が著しい反面、ドレスウォッチをご検討されるお客様も増えてきており、是非ともおススメしたいモデルです。
【出典】パテックフィリップ
3本目にご紹介するのは、【オーデマピゲ】のホームページには掲載がないモデルで、2021年新作の『ロイヤルオーク』「Ref.15503BC.OO.1220BC.01」。
グランド・タペストリーの鮮やかなブルーダイヤルが特徴で、ホワイトゴールドケースで製作された、世界限定300本のモデルとなっています。
ケース・ブレスレットの質感がステンレスモデルとは異なり、一目でそれと分かる輝きは、見るものを魅了する美しさがあります。ダイヤルもステンレスモデルのブルーと違い、光沢感があり、より鮮やかな印象です。定価は715万円ほどですが、既にプレミアムがついています。
【出典】オーデマピゲ
4本目にご紹介するのは、諏訪湖の水面をダイヤルで表現したヘリテージコレクション【セイコー】創業140周年記念限定モデル「SLGA007」。
12月10日に発売された、世界限定2021本(国内販売は500本)のモデルで、既に予約完売しているほど、注目を浴びております。
ムーブメントは最新のスプリングドライブ「Cal.9RA2」を搭載。そのパワーリザーブはなんと120時間もあるようです。波模様のブルーダイヤル(ミナモパターン)に、ゴールドのロゴと秒針が、水面に映る陽の光のようで非常に美しいです。こういった細かい配色が、近年の【グランドセイコー】は素晴らしいですね。展示でショーケース越しに見ることができたのですが、白樺(Ref.SLGH005)に続き、人気になりそうだなと思い、ご紹介いたしました。
【出典】グランドセイコー
5本目にご紹介するのは、「ビッグクラウン」と呼ばれる【チューダー】の名作「Ref.7924」に由来する、シルバー925製ケースを採用した『フィフティーエイト』「Ref.79010SG」。
裏蓋はシースルー仕様となっており、「Cal.MT5400」のサンドブラストを基調とした特徴的な仕上げを鑑賞することができます。ストラップは、トープカラーのファブリックまたはブラウンのグレインレザーから選ぶことができます。
当店でも、39mmの程よいサイズ感と厚みで日常使いしやすく、価格帯も比較的手に届きやすい為『フィフティーエイト』はどのモデルも人気です。SS(ステンレススチール)、18KWG(ホワイトゴールド)と、異なるシルバーの質感が良いですね。個人的にはグレインレザー仕様が好きですが、夏場や汗をかく時期にはファブリックストラップを別途購入して使うことをおススメします。
【出典】チューダー(チュードル)
6本目にご紹介するのは、2021年12月に銀座の晴海通り沿いに新しい店舗がオープンした、【ヴァシュロンコンスタンタン】『ヒストリークアメリカン1921』。
こちらの『ヒストリークアメリカン1921』は、1921年の誕生から100周年ということで、PT(プラチナ)モデルに加え、18KWG(ホワイトゴールド)モデルが発表されました。
グレイン仕上げが施されたダイヤルに、レトロなフォントのアラビア数字インデックスが描かれています。ブラウンのカーフストラップとの相性も良く、雰囲気抜群の1本ですね。
【出典】ヴァシュロンコンスタンタン
7本目にご紹介するのは、2010年のバーゼルフェアでデビューした、【ローランフェリエ】『スクエア マイクロローター レトロ』。
創業者であるローランフェリエ氏は、【パテックフィリップ】に長年在籍していた時計技師です。2019年よりDKSHジャパンが正式に総代理店となり、日本での取り扱いが本格化した、知る人ぞ知るブランドです。
ダイヤルにはパイロットナンバーとも呼ばれるアラビア数字が配され、カジュアルな雰囲気を持ちつつも、優れた視認性が実現されています。ステンレス製の41mm×41mmスクエアケースにシルバーホワイト文字盤の組み合わせが、洗練された印象です。ドレスウォッチをご検討の方は、一度【ローランフェリエ】の時計も検討されてみてはいかがでしょうか。
*18Kローズゴールド×ブラックダイヤル「Ref.LCF013.R5.N2W」
最後にご紹介するのは【オメガ】の人気定番モデル『スピードマスター ムーンウォッチ』。
ここのところ人気急上昇中の【ショパール】『アルパインイーグル ケイデンス』と悩みましたが、やはり個人的に好印象を受けた定番モデルを取り上げるべきと結論に至りました。
※2021年新作『スピードマスター』には
クローズドバックモデル(310.30.42.50.01.001)とシースルーバックモデル(310.30.42.50.01.002)があります。
裏蓋以外の違いは、風防の素材およびブレスレットの仕様。また、細かい点だとタキメーターのデザインや「Ω」ロゴがプリントかアプライドかなどもあります。
今回の紹介にあたり”使い勝手が向上したブレスレット”についてお話しします。パーツ自体が小さくなり、1コマ1コマがスリム化され、ブレスレットのテーパーの角度が深くなり、幅が細くなったことでフィット感が増しました。
クラスプもストライプが入った留め具となり、着け心地が増し、ブラッシュアップされた『スピードマスター』。価格も比較的抑えられており、おススメできる一本です!
【出典】
オメガ Ref.310.30.42.50.01.001
オメガ Ref.310.30.42.50.01.002
いかがでしたでしょうか。
2021年もコミット銀座をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。2022年も引き続き、ご満足いただけるサービス、商品を提供できるよう精一杯努めてまいります。
最後に、私のコラムは年内ラストとなりますので、皆さまと皆さまのご家族、ご友人の健康とご多幸をお祈り申し上げます。良いお年を!
ではまた!
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