高級腕時計 パーツ紹介
~”ムーブメント”バリエーション~
ショパール 編

本日は高級腕時計 パーツ紹介~”ムーブメント”バリエーション~ショパール 編をお送りいたします。

高級腕時計のムーブメントは、職人の手作業によって数百ものパーツを組み合わせて製作されており、シンプルなニ針のモノから永久カレンダー、トゥールビヨン等の超複雑機構まで、数多のバリエーションが存在しています。また、各機能を実現しているだけのモノでなく、芸術品と呼ぶに相応しい程の美しい仕上げが施されたモノが多くあり、その造形美に心打たれて購入を検討される方も少なくありません。

そこで複数回に渡り、各ブランドの主要ムーブメントを代表的なモデルと合わせてご紹介していきたいと思います。

今回は、”ショパール“に搭載されている主要ムーブメントをお届けいたします。是非とも最後までお楽しみください。

ムーブメントのご紹介

①Cal.01.01-C

Cal.01.01-C
スペック(仕様)
直径28.80mm厚さ4.95mm
振動数28,800振動登場年2015年
石数31個駆動方式自動巻
構成3針+デイトパワーリザーブ約60時間
“Cal.01.01-C”の特徴
【ショパール】のオート・オルロジュリーの工房で一貫して開発・製造・組み立てが行われた、両方向巻き上げ方式採用の自動巻きムーブメント
約60時間のパワーリザーブとストップセコンド機能を備えたCOSC認定クロノメーター。
代表モデル

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/others/alpine-eagle-374102/

➁Cal.09.01-C

Cal.09.01-C
スペック(仕様)
直径20.40mm厚さ3.65mm
振動数25,200振動登場年2019年
石数27個駆動方式自動巻
構成3針パワーリザーブ約42時間
“Cal.09.01-C”の特徴
【ショパール】のオート・オルロジュリーの工房で一貫して開発・製造・組み立てが行われた、片方向巻き上げ方式の自動巻きムーブメント。
約42時間のパワーリザーブとストップセコンド機能を備えたCOSC認定クロノメーター。
代表モデル

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/others/alpine-eagle-small-301175/

➂Cal.01.15-C

Cal.01.15-C
スペック(仕様)
直径28.80mm厚さ4.95mm
振動数28,800振動登場年-
石数31個駆動方式自動巻
構成3針パワーリザーブ約60時間
“Cal.01.15-C”の特徴
【ショパール】のオート・オルロジュリーの工房で一貫して開発・製造・組み立てが行われ、「Cal.01.01-C」の派生バリエーションとして登場した自動巻きムーブメント。
日付表示を排し、約60時間のパワーリザーブとストップセコンド機能を備えたCOSC認定クロノメーター。
代表モデル

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/others/alpine-eagle-338331/

➃Cal.L.U.C 96.40-L

Cal.L.U.C 96.40-L
スペック(仕様)
直径27.40mm厚さ3.30mm
振動数28,800振動登場年-
石数29個駆動方式自動巻
構成3針+スモールセコンドパワーリザーブ約65時間
“Cal.L.U.C 96.40-L”の特徴
1996年に【ショパール】マニュファクチュールにおいて開発された初のムーブメントをベースに開発、日付表示を排して、ストップセコンド機能を有したスモールセコンドを追加。
【ショパール】独自開発のツインテクノロジー(積載式二重香箱)を採用し、約65時間のパワーリザーブを実現。
代表モデル
『アルパインイーグル 41 XPS』「Ref.298623-3001」

*出典元:https://www.chopard.com/ja-jp/watch/298623-3001.html

⑤Cal.03.05-C

Cal.03.05-C
スペック(仕様)
直径28.80mm厚さ7.60mm
振動数28,800振動登場年2016年
石数45個駆動方式自動巻
構成3針+デイト+クロノグラフパワーリザーブ約60時間
“Cal.03.05-C”の特徴
COSC認定の自社製自動巻きムーブメント。
瞬時に反応するジャンピング・ミニッツカウンター、スモールセコンドのリセット機能、フライバック機能を搭載。
代表モデル
『アルパインイーグル XL クロノ』「Ref.298609-3001」

*出典元:https://www.chopard.com/ja-jp/watch/298609-3001.html

⑥Cal.L.U.C 96.24-L

Cal.L.U.C 96.24-L
スペック(仕様)
直径27.40mm厚さ3.30mm
振動数25,200振動登場年2019年
石数25個駆動方式自動巻
構成2針+トゥールビヨンパワーリザーブ約65時間
“Cal.L.U.C 96.24-L”の特徴
【ショパール】初、厚さわずか3.30mmでありながらフライングトゥールビヨンや、ストップセコンド機能も搭載した自社製自動巻きムーブメント。
クロノメーター認定とジュネーブ・シールを同時に取得。
代表モデル
『アルパインイーグル フライング トゥールビヨン』「Ref.298616-3001」

*出典元:https://www.chopard.com/ja-jp/watch/298616-3001.html

⑦Cal.L.U.C 96.01-L

Cal.L.U.C 96.01-L
スペック(仕様)
直径27.40mm厚さ3.30mm
振動数28,800振動登場年1996年
石数29個駆動方式自動巻
構成2針+スモールセコンド+デイト表示パワーリザーブ約65時間
“Cal.L.U.C 96.01-L”の特徴
【ショパール】初となる自社製自動巻きムーブメント「Cal.L.U.C 1.96(現在の名称はCal.L.U.C 96.01-L)」で、設計はミシェル・パルミジャーニが手掛けた名ムーブメント。
マイクロローターの回転効率を上げるためにボールベアリング、爪で巻き上げるラチェット式、両方向巻き上げ方式を採用
代表モデル

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/others/chopard-200456/

⑧Cal.L.U.C 01.05-L

Cal.L.U.C 01.05-L
スペック(仕様)
直径35.30mm厚さ6.52mm
振動数28,800振動登場年2016年
石数39個駆動方式自動巻
構成3針+ワールドタイマーパワーリザーブ約60時間
“Cal.L.U.C 01.05-L”の特徴
2016年に【ショパール】マニュファクチュールで製造された一体型の自動巻ムーブメントで、二つの独立リューズを用いてGMT機能を操作。
世界の主要24のタイムゾーンを表す都市名が刻まれたアウターリングを搭載。
代表モデル

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/others/l-u-c-time-traveler-one-329385/

⑨Cal.L.U.C 08.01-L

Cal.L.U.C 08.01-L
スペック(仕様)
直径37.20mm厚さ7.97mm
振動数28,800振動登場年2016年
石数63個駆動方式手巻
構成3針+ミニッツリピーター+パワーリザーブ表示パワーリザーブ約60時間
“Cal.L.U.C 08.01-L”の特徴
『L.U.Cコレクション』で初となるミニッツリピーターとソヌリを備えた自社製手巻きムーブメント。
2時位置のパワーリザーブ表示は時計用とソヌリ用の2種類を用意しており、全チャイムを鳴らす動力が不足している時、ソヌリは作動しない仕組みを採用。
ジュネーブ時計グランプリの最高賞である「金の針賞(Aiguille d’Or)」を受賞。
代表モデル
『L.U.C フル ストライク』「Ref.161947-9001」

*出典元:https://www.chopard.com/ja-jp/watch/161947-9001.html


⑩Cal.L.U.C 96.13-L

Cal.L.U.C 96.13-L
スペック(仕様)
直径33.00mm厚さ6.00mm
振動数28,800振動登場年-
石数32個駆動方式自動巻
構成3針+永久カレンダー+デイト表示パワーリザーブ約65時間
“Cal.L.U.C 96.13-L”の特徴
【ショパール】のオート・オルロジュリーの工房で一貫して開発・製造・組み立てが行われた永久カレンダー、瞬転式ビッグデイトを搭載した自動巻きムーブメント。
瞬時切り替えのパーペチュアルカレンダーはいつでも操作可能で、逆戻しをしても壊れない安全機能を搭載。
代表モデル
『L.U.C ルナ ワン』「Ref.161927-5001」

*出典元:https://www.chopard.com/ja-jp/watch/161927-5001.html

まとめ

いかがでしたでしょうか。

近年、デザイン性に優れた『アルパインイーグル』が非常に高い人気を誇っていますが、実はムーブメントにも定評があるマニュファクチュールブランドですので、他社を圧倒するような機能性を有したムーブメントが出てくるのか、今後の展開にぜひ期待したいですね。この機会に、あまり注目されることの多くない”ムーブメント”に着目して愛機を探してみてはいかがでしょうか。

今回も、本記事がお気に入りの高級腕時計を見つける一助となることを願っております。

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