【2024年最新版】機械式腕時計
”パテックフィリップのおすすめモデル10選”

本日は、【2024年最新版】機械式腕時計 “パテックフィリップのおすすめモデル10選”をお送りしたいと思います。

2024年2月の価格改定と合わせて発表されたディスコン(廃盤)モデルですが、『プチコンプリケーション』、『ノーチラス クロノグラフ』、『アクアノート トラベルタイム』など、人気モデルが対象となっており、残念に思われた方も多いのではないでしょうか。

一方で、来たる2024年4月9日(火)~15日(月)に開催予定の”Watches and Wonders Geneva 2024″にて新作発表されるということもあり、今からどのような新作を発売するのかワクワクしている方も多くいらっしゃるかと思います。

今回は、そんな今注目の【パテックフィリップ】の中から、オススメモデルを厳選してご紹介していきたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。

①『カラトラバ』「Ref.5196G-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/calatrava/calatrava-368250/

『カラトラバ』「Ref.3796」の後継機として、2004年に誕生した「Ref.5196G-001」。

数字の末尾「96」がリファレンス(型番)に付いている、通称”クンロク”と呼ばれる人気モデルで、18KYG(イエローゴールド)、18KRG(ローズゴールド)、18KWG(ホワイトゴールド)、PT(プラチナ)の素材で展開されていました。また、こちらに搭載している手巻きムーブメント「Cal.215」は、ブラッシュアップを図りながらも40年以上に渡って活躍している名機として広く知られています。惜しまれつつも2022年にディスコン(廃盤)となっていますが、ドレスモデルが気になっている方には、この洗練されたシンプルなデザインの魅力を一度味わってみていただきたいです。

➁『カラトラバ』「Ref.5226G-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/calatrava/calatrava-376695/

シンプルなデイト付きの三針モデルとして”Watches & Wonders Geneva 2022″で発表された『カラトラバ』「Ref.5226G-001」。

ブラックグラデーションのテクスチャード文字盤に、アプライドのアラビア数字インデックスを配したこちらは、ヌバック仕上げのカーフスキンベルトや、注射器を連想させるシリンジ型の針がヴィンテージの雰囲気を纏った一本。また、ベゼル装飾として採用されることの多かった”クルー・ド・パリ”装飾を、ケースサイドに施すなど、細部へのこだわりも見られます。搭載ムーブメント「Cal.26-330 S C」においては、ハック機能(ストップセコンド)や、日付変更禁止時間帯がなくなった、利便性の高いモノが採用されています。デザイン性、機能性にも優れた魅力的なモデルとなっていますので、一度実機を見てその良さを実感していただきたいモデルの一つです。

➂『ワールドタイム』「Ref.5110G-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/patek-philippe-other/worldtime-383386/

世界主要都市の時刻が瞬時に判別可能と、優れた機能を持った初代『ワールドタイム』「Ref.5110G-001」。

中央にある時計がメインの時刻表示、外周にあるディスクが世界時刻を表示するという画期的なムーブメント「Cal.240 HU」を搭載したこちらは、10時位置のプッシュボタンを押して都市ディスクを回転させるだけと、簡易な操作で高機能を使える実用性の高い一本となっています。ちなみに『ワールドタイム』と言えば、こちらの「Ref.5110」の他、「Ref.5130」、「Ref.5230」等、魅力的なモデルももちろんございますが、リーフ針、ダイヤル中央のギョーシェ彫りの美しさ、そして日本人の腕馴染みの良いケース径37mmということを踏まえると、「Ref.5110」が最もオススメしたいモデルであります。まずはこの完成された美しさを、ぜひ店頭で味わってみてはいかがでしょうか。

④『ノーチラス プチコンプリケーション』「Ref.5712/1A-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-petit-complication-269071/

『ノーチラス』生誕30周年記念となる2006年に発表された『ノーチラス プチコンプリケーション』「Ref.5712/1A-001」。

2005年の発売から僅か1年でディスコン(廃盤)となった前モデル「Ref.3712/1A-001」と同様に、ムーブメントには「Cal.240PS IRM C LU」を採用していますが、徐々に細かな仕様変更が入り、2008年にはパワーリザーブ48表記の横にドットが1つ追加、2009年にはーブメントの規格が”ジュネーブ・シール”から”パテック・シール”へと変更されるなど、進化を遂げています。『ノーチラス』と言えばシンプルな三針モデル「Ref.5711」もオススメではありますが、文字盤に配されたパワーリザーブ表示、スモールセコンド、デイト&ムーンフェイズのバランスが美しいこちらの『ノーチラス プチコンプリケーション』は、多機能ということでもあり、所有欲を満たしてくれること間違いなしです。三針モデルに比べて、プレミアム感が抑えられているという点も見逃せないポイントです。

⑤『アクアノート』「Ref.5168G-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/aquanaut/aquanaut-387425/

2017年に『アクアノート』生誕20周年を記念して、42.2mmのジャンボサイズで発表された「Ref.5168G-001」。

ブラックグラデーションのブルー文字盤に、同系色のミッドナイトブルーで作られたトロピカルバントの組み合わせが、スポーティーながらも上品な印象のこちらは、ムーブメントにパテックフィリップシール取得の「Cal.324SC」を搭載し、文句無しの機能性を誇ります。また、2022年頃からは、”観音開きのホールディングバックル”と”新ムーブメント「Cal.26-330 S C」”が採用されており、両サイドに配されたプッシュボタンによって着脱が容易になっただけでなく、新ムーブメントの採用により、ハック機能(ストップセコンド)の追加と日付変更の禁止時間帯が無くなり利便性が向上しています。スポーツモデルの位置付けでありながら、ドレッシーな印象を両立させ、抜群の機能性、実用性をも誇る、【パテックフィリップ】の凄みを感じられるオススメの一本です。

⑥『パーペチュアルカレンダー』「Ref.3940G-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/patek-philippe-other/perpetual-calendar-299369/

名機「Cal.240 Q」を搭載し、次世代を担うパーペチュアルカレンダー搭載モデルとして1985年に発表された『パーペチュアルカレンダー』「Ref.3940G-001」。

ケース径36mmと小ぶりながらもインダイヤルのバランスが良く、大きさ以上に存在感があるこちらは、【パテックフィリップ】の名誉会長”フィリップスターン”も愛用しており、時計好きを虜にさせるモデルでもあると言えますね。1985年から2006年まで、20年以上も製造されていたロングセラーモデルですが、PT(プラチナ)、18KWG(ホワイトゴールド)、18KRG(ローズゴールド)、18KYG(イエローゴールド)の4素材で展開されており、7,000~8,000本ほど製造されたと言われています。インダイヤルの窪みや分割線などによって大別されるダイヤルや、クローズドバックもしくはシースルーバック裏蓋の仕様など、様々なバリエーションが存在している、奥が深い名機と言えるでしょう。

⑦『パーペチュアルカレンダー』「Ref.5320G-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/patek-philippe-other/perpetual-calender-263593/

世界初の自動巻き”パーペチュアルカレンダー機構”搭載モデル「Ref.3448」にインスパイアされて製作された、2017年発表の「Ref.5320G-001」。

落ち着いた色味のクリームダイヤルは、ラッカー仕様ながらもエナメルで作られたような透明感があり、注射器を連想させるシリンジ型の針とアラビア数字のインデックスが、古き良きヴィンテージの風合いを感じさせてくれます。また、ラグの形状も特徴的で、クラシカルなモデルでよく見かけたトリプルステップラグが採用されています。『パーペチュアルカレンダー』の中でも比較的シンプルなデザインとなっており、ヴィンテージ感溢れるモデルをお探しの方には是非オススメしたい一本です。

⑧『クロノグラフ』「Ref.5170P-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/patek-philippe-other/chronograph-348234/

グラデーションが掛かった深い色合いのブルー文字盤や、バゲットカットのダイヤモンドを配したインデックスが魅力的な、2017年の新作モデル『クロノグラフ』「Ref.5170P-001」。

インデックスにダイヤモンドがセットされているモデルは少々いやらしさが出てしまうこともありますが、こちらはケースや文字盤のカラーを落ち着いたトーンにまとめていることで着用しやすいだけでなく、ダイヤモンドの美しさを上手く引き立たせています。スケルトンバックから覗くムーブメントには、先代「Ref.5070」に搭載されていたレマニアベース「Cal.CH 27-70」から、約65時間のパワーリザーブを誇る「Cal.CH 29-535 PS」へと切り替わっています。こちらのモデルは2019年にディスコン(廃盤)と、製造期間は僅か2年あまりとなっていますが、【パテックフィリップ】の手巻きクロノグラフの伝統を最も忠実に受け継ぐ名機として評されているオススメのモデルです。

⑨『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』「Ref.5970P-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/patek-philippe-other/perpetual-calendar-245674/

2004年のバーゼルワールドで発表された、『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』の第四世代にあたる「Ref.5970P-001」。

初代「Ref.1518」、第二世代「Ref.2499」の初期型に見られた角形のプッシュボタンや、文字盤外周のタキメーター、第三世代「Ref.3970」のクラシカルなデザインを引き継ぎながらも、従来の36mmケースから40mmへとサイズアップを図り、新しく生まれ変わって登場しました。PT(プラチナ)仕様のこちらは2009年に発表されましたが、2010年までの僅かな生産期間でディスコン(廃番)となっており、300~500本のみの製造と言われています。また、他の素材を使用した「Ref.5970」とは異なり、6時位置の表記が”SWISS”ではなくタキメーター”120″の数字を配しています。最後のレマニア製ムーブメントのエボーシュである「Cal.CH 27-70 Q」を搭載した、こちらのモデルを堪能してみてはいかがでしょうか。

⑩『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』「Ref.5270P-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/patek-philippe-other/perpetual-calendar-chronograph-328099/

前モデルにあたる「Ref.5970」に搭載されていたレマニア製ムーブメントから、自社製ムーブメントへと変わった、初の『パーペチュアルカレンダー クロノグラフ』「Ref.5270P-001」。

レマニア製ムーブメントが毎時18,000振動だったのに対し、「Cal.CH 29-535 PS Q」では28,800振動とハイビート化しており、新たに秒針を止めるハック機能(ストップセコンド)も追加されました。また、うるう年表記を4~5時位置に、デイ&ナイト表記を7~8時位置に配しているため、実用性が向上しています。ケースサイズは「Ref.5970」から1mm大きい41mmへと変更されましたが、角型プッシャーやリーフ針、ラグの形状がしっかりと継承されているのもポイントですね。人気の高いサーモンダイヤルに、PT(プラチナ)モデルのみに採用されているアラビア数字インデックスを搭載し、特別感のある仕上がりとなっていますので、上がり時計に選んだとしても遜色ない一本と言えるのではないでしょうか。

まとめ

現行モデルからオークションピースまで幅広くご案内いたしましたが、気になる一本はございましたでしょうか。

雲上時計と称される【パテックフィリップ】のモデルは、デザイン性、機能性と、どれを比較してもやはり一流と呼ぶに相応しい魅力的なモノばかりとなっています。今回ご紹介したモデル以外にもオススメ個体は数多くございますので、何か気になる点がありましたら【パテックフィリップ】を得意としている店主:阿部までご連絡いただければと思います。

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。

ではまた!

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