【2024年最新版】機械式腕時計
”オメガのおすすめモデル10選”

本日は、【2024年最新版】機械式腕時計 “オメガのおすすめモデル10選”をお送りしたいと思います。

2024年を迎え、人気の天然素材”メテオライト”をダイヤルに取り入れた『コンステレーション』や、サテン仕上げを施した『シーマスター プラネットオーシャン』など、早速【オメガ】らしい新作を発表してきていますね。

スウォッチグループを牽引する【オメガ】は、『ムーンスウォッチ』などトレンドに合わせたモデル、過去に発表された名作モデルに現代的要素を取り込んだ復刻モデルを発表するだけでなく、これまでになかった新しい試みにチャレンジするなど、私たちをワクワクさせてくれるブランドのひとつとなっています。

今回は、そんな【オメガ】の人気モデルの中から、オススメを厳選してご紹介していきたいと思います。是非とも最後までお楽しみください。

①『スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン アポロ8号』「Ref.311.92.44.30.01.001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/omega/speedmaster-200961/

2018年の新作として発表された『スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン アポロ8号』「Ref.311.92.44.30.01.001」。

1968年12月21日に発射されたアポロ8号の50周年を記念して発売されたこちらは、【オメガ】の名機「Cal.1861」に月のクレーターを模して、スケルトン加工を施した「Cal.1869」を搭載しており、シースルーバックからは宇宙飛行士が目にした月面の裏(ダ⁠ークサイド)を表現した美しいムーブメントを鑑賞いただくことができます。また、ケースバックには、アポロ8号の操縦士”ジム⁠・ラヴ⁠ェル”が発した「WE’LL SEE YOU ON THE OTHER SIDE(裏側で会おう)」という言葉が刻印されているため、記念モデルということを実感出来る作りに仕上げられています。ケース径は42mmとやや大き目ですが、軽量かつ耐傷性に優れたブラックセラミックを採用することで非常に引き締まった印象で、散りばめられたイエローカラーとのコントラストがシックな印象となっています。歴史を感じることの出来る、オススメモデルではありますが、スモールセコンドに宇宙船型の針を採用した「Ref.310.92.44.50.01.001」の登場を持ってこちらのモデルはディスコン(廃番)となっていますので、二次流通のお店で是非お探しになってみてください。

②『スピードマスター アポロ ソユーズ 35周年限定』「Ref.311.30.42.30.99.001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/omega/speedmaster-203268/

宇宙開発競争の終わりを告げる、アメリカの”アポロ”とソビエトの”ソユーズ”が宇宙でドッキングする計画が成功した1975年。その35周年を記念して、2010年に1975本限定で発表された『スピードマスター アポロ ソユーズ 35周年限定』「Ref.311.30.42.30.99.001」。

天然石であるメテオライトを採用したダイヤルが最大の魅力で、ダークグレーとシルバーのツートーンカラーとなっている点が男心をくすぐりますね。クロノ針と”Speedmaster”のレターにレッドカラーを採用していることも良いアクセントになっています。ケースバックにはドッキングした”アポロ”と”ソユーズ”のレリーフがエングレービングされており、宇宙開発における歴史を感じることもできる一本です。年々流通量が少なくなってきており、二次流通相場もじわじわと上昇している印象ですので、今のうちに押さえておくのが良いかもしれませんね。

③『スピードマスター 東京2020』「Ref.522.30.42.30.04.001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/omega/speedmaster-limited-edition-342519/

2018年⁠に発表された日本2020本限定の東京五輪モデル『スピードマスター』「Ref.522.30.42.30.04.001」。

オパリンシルバ⁠ーのダイヤルにブラ⁠ックのインダイヤル⁠を配した通称”パンダダイヤル”が特徴的なこちらは、ケ⁠ースバ⁠ックに2020年オリンピ⁠ック東京大会のロゴがエンボス加工で施されている特別仕様の一本となっています⁠。コロナウィルスの影響もあり、2021年の夏に延期された東京オリンピック。感染拡大の防止を図るため一都三県の会場では無観客試合になるなど前例のないオリンピックとなったことで、非常に印象に残るモデルとなりました。ちなみに、東京五輪限定モデルは、オリンピックリング(オセアニア、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカの五大陸の5つの輪)にならって5モデル発表されていますが、こちらの”パンダダイヤル”が一番の人気を誇っています。

④『スピードマスター イタリア限定』「Ref.3593.20.00」

*出典元:https://www.phillips.com/detail/omega/NY080120/78?fromSearch=3593.20.00&searchPage=1

1997年にスピードマスター誕生40周年記念としてイタリア限定500本で発売された希少モデル『スピードマスター イタリア限定』「Ref.3593.20.00」。

通称”アルビノ”と呼ばれるオフホワイトのダイヤルが特徴的で、夜光にトリチウムではなくルミノバを採用した先駆けのモデルとなっています。発表から30年近く経った今もなお高い人気を誇っておりますが、その要因の一つが【ロレックス】『デイトナ』「Ref.116520」のように経年変化でダイヤルがクリーム(アイボリー)化する個体が見つかっているという点でしょう。他にも、「Cal.861」を改良したムーブメント「Cal.1863」を使用した【オメガ】初のタイムピースであり、その新ムーブメントを鑑賞できるという点も人気に拍車をかけたのではないかと思います。国内外問わず出回りは極めて少なくなっておりますが、純正パーツでカスタムされた個体なども出回っているため、ご購入を検討している方はアーカイブ取得済みの個体や、信頼できるお店で購入されることをオススメします。

⑤『スピードマスター プロフェッショナル マークⅡ』「Ref.3570.40.00」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/omega/speed-master-178160/

2004年にアポロ11号が月面着陸してから35周年を記念して発売された、日本2004本限定の『スピードマスター プロフェッショナル マークⅡ』「Ref.3570.40.00」。

こちらのモデルのベースとして選ばれたのは

アンティークファンの中でも高い人気を誇っていた1969年発売の「マークⅡ」グレーダイヤルをベースに制作されたこちらは、オレンジやレッドのアクセントカラーが特徴的な、通称”グランプリダイヤル”を忠実に再現した人気モデルとなっています。こちらのモデルもプレミアム化が進んでおりますが、純正パーツでカスタムされた個体なども出回っておりますので、アーカイブ取得済みの個体、信頼できるお店で購入されることをオススメします。

⑥『シーマスター 300 “スペクター”』「Ref.233.32.41.21.01.001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/omega/seamaster-300-372996/

2015年に公開された映画”007 スペクター”限定モデル『シーマスター 300 “スペクター”』「Ref.233.32.41.21.01.001」。

『シーマスター』を一本選定したいと考えた際に、デザイン、将来性を踏まえてやはりこちらのモデルをオススメしたいとの結論に至りました(笑)

7007本限定と販売本数自体は多かったのですが、”007″シリーズ史上初めてジェームズ・ボンドが劇中で着用した市販モデルということもあり、未だに二次流通市場での出回りは少なく、根強い人気を誇るプレミアムモデルと化しています。ケースバックにはシリアルナンバーと”007″ロゴがデザインされ、ジェームズ・ボンドの代名詞であるNATOストラップも付属している、ファン涎垂のモデルとなっています。時計としてのデザイン性はもちろんのこと、将来性を踏まえても是非オススメしたい一本です。

⑦『スピードマスター レジェンド シューマッハ』「Ref.3559.32.00」

オメガ スピードマスター レジェンド シューマッハ-1*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/omega/speed-master-23/

F1ドライバーのミハエル・シューマッハが、2003年に6度目のワールドチャンピオンを獲得したことを記念して、2004年に6000本限定で発売された『スピードマスター レジェンド シューマッハ』「Ref.3559.32.00」。

こちらは、【ロレックス】『デイトナ ポールニューマン』の赤巻きダイヤル、通称”白ポール”を彷彿とさせることから、知る人ぞ知る人気モデルとなっています。ケースバックには、”シューマッハ レジェンド”と限定シリアルの刻印、ムーブメントはフレデリック・ピゲ社製の高級クロノグラフムーブメント「Cal.3301」を搭載しています。こちらも6000本限定と本数自体は多いですが、中古市場での出回りは非常に少なくなっていますので、お探しの方は見つけ次第、迷わず購入されることをオススメいたします。ちなみに、他にもレッドダイヤル「Ref.3506.61.00」、ブラックダイヤル「Ref.3507.51.00」、ホワイトダイヤル「Ref.3506.31.00」が発売されていますが、ご紹介のモデルが一番人気となっています。

⑧『スピードマスター スピーディ チューズデー “ウルトラマン”』「Ref.311.12.42.30.01.001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/omega/speedmaster-383389/

1971年放送の「帰ってきたウルトラマン」で着用された『スピードマスター』を記念して、世界2012本限定で発売された『スピードマスター スピーディ チューズデー “ウルトラマン”』「Ref.311.12.42.30.01.001」。

2018年7月10日にネット上のみで発表され、およそ2時間ほどで予約完売となったこちらは、随所にウルトラマンの世界観が表現された、まさにファンのための時計とも言える一本。ウルトラマンが地球上で戦える”3分”を表現するため、30分積算計のミニッツスケールの3分までを”オレンジ”に、更に9時位置のスモールセコンドは、スペシャルボックスに付属しているベータカプセル型のUVライトを当てるとウルトラマンの顔が浮かび上がるなど、ファンにはたまらないニクイ演出が盛りだくさんになっています。日本の特撮は海外でも高い人気を誇っていますので、将来性を考えると非常に面白い一本ではないでしょうか。また、「ブラック×オレンジ」のカラーリングの魅力を再認識させてくれるモデルでもありますね。

⑨『スピードマスター ムーンウォッチ スピーディー チューズデー』「Ref.311.32.42.30.01.001」

オメガ スピードマスター ムーンウォッチ スピーディー チューズデー【美品】-1*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/omega/speed-master-20/

「スピーディ チューズデー」設立5周年を記念し、2017年1月に世界限定2012本で発表された『スピードマスター ムーンウォッチ スピーディー チューズデー』「Ref.311.32.42.30.01.001」。

『スピードマスター』には珍しいブラック文字盤×ホワイトインダイヤル、通称”逆パンダ文字盤”を備えたこちらは、ケース全体にサテン仕上げが施されており、ピンバックルにもレトロで大きめな”Ω”マークが配されています。また、ケースバックには原型となった”アラスカプロジェクトⅢ”の刻印もあり、歴史的背景も含めて『スピードマスター』愛好家なら是非ともコレクションしておきたい一本ですね。

⑩『スピードマスター キャリバー321』「Ref.311.30.40.30.01.001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/omega/speedmaster-314441/

2020年に発売された、名機「Cal.321」を搭載した復刻モデル『スピードマスター キャリバー321』「Ref.311.30.40.30.01.001」。

1965年、米国初の宇宙遊泳時に”エド・ホワイト”が着用していたことで一躍有名となった、『スピードマスター』の3rdモデルを踏襲したデザインのこちらは、ホワイトエナメルのタキメータースケール、ポリッシュ仕上げが施されたブラックセラミック製ベゼル、レトロな風合いのあるブラックダイヤルが特徴的な一本となっています。ちなみに、『スピードマスター』で「Cal.321」を搭載したモデルのうち、シースルーバックを採用した初のモデルでもあります。それほど多く二次流通市場に供給されていない印象ではありますが、高騰していた一時期に比べると相場は多少落ち着いていますので、狙っていた方はぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

余談にはなりますが、「Cal.321」について少しお話しさせていただくと、【オメガ】の注文により天才時計技師アルベールピゲが設計したムーブメントで、構造の美しさと精度の両面において、当時の傑作ムーヴメントと呼べるものでした。ちなみに、【パテックフィリップ】の『パーペチュアルカレンダークロノグラフ』に搭載されている「Cal.CH 27-70」は、この「Cal.321」を基に作られています。


*出典元:https://www.omegawatches.jp/watches/speedmaster/heritage-models/calibre-321/product

1981年、レマニア社は【ブレゲ】に買収されることとなり、現在ではスウォッチグループの傘下となっています。スウォッチグループと言えば、その筆頭ブランドは【オメガ】。グループ企業となったことで、「Cal.321」の復刻が実現したことに歓喜された方も少なくないのではないでしょうか。ブラッシュアップされて現代に蘇った「Cal.321」の美しさ、ぜひ店頭でご覧になってみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

『スピードマスター』ばかりの選出となりましたが、歴史的背景や、それに裏付けされたデザイン性、機能性を考慮すると当然の結果と言えるのではないでしょうか。また今回、2023年までに発売されたモデルの中から選出いたしましたが、2024年に続々と発売されるであろう新作を踏まえた時に、どのようなモデルが選出されるのか、楽しみにお待ちいただければと思います。

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。

ではまた!

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