【2024年最新版】機械式腕時計
”グランドセイコーのおすすめモデル10選”

本日は、【2024年最新版】機械式腕時計 “グランドセイコーのおすすめモデル10選”をお送りいたします。日本が世界に誇る国産時計ブランド【グランドセイコー】。世界に挑戦する国産最高級の実用時計というコンセプトのもと誕生した同ブランドは、日本の美意識を落とし込んだダイヤルデザイン、ザラツ研磨を始めとした美しい仕上げ、高度な技術を反映したムーブメントと、国内外問わず年々その評価を得てきました。

今回は、そんな【グランドセイコー】の人気の現行モデルに加え、既にディスコン(廃盤)となっているモデルも含めて、おすすめのモデルを厳選して紹介いたします。是非とも最後までお楽しみください。

①『メカニカルハイビート36000 60周年記念モデル』「Ref.SBGH281」

*出典元:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/news/20200130

【グランドセイコー】誕生60周年を記念して、2020年に1500本限定で販売された『メカニカルハイビート36000 60周年記念モデル』「Ref.SBGH281」。

こちらのモデルには、自動巻時計の精度に関わる”テンプ”が毎時36,000回(毎秒10回)振動し、平均日差は+5〜-3秒と、高精度を実現したメカニカルハイビート「Cal.9S85」を搭載しています。60周年記念モデルは、ブランドを象徴する特別なカラー”グランドセイコーブルー”ダイヤルを採用したコレクション。その美しい配色と質感にも注目で、差し色として使われている秒針と6時位置レターのレッド、ゴールドのブランドロゴ、光の加減や角度によって表情を変えるサンレイ仕上げのダイヤルなど、コントラストが美しい一本となっています。ブルーダイヤルをお探しの方には、是非オススメしたいモデルです。

②『エレガンスコレクション』「Ref.SBGM221」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/grand-seiko/mechanical-8/

クラシカルな印象を持ちながら、随所に現代的要素も上手く取り込んだ、アイボリーダイヤルが目を惹く『エレガンスコレクション』「Ref.SBGM221」。

通常はダイヤル外周に第二時間帯の目盛りを配することが多いGMTモデルですが、こちらのモデルではブルースチール製のGMT針を短くし、インデックスの内側に目盛りを設ける独特のデザインが大きな特徴となっています。また、最新の髭ゼンマイとMEMS(メムス)製法による脱進機を採用したことで、安定性が格段に向上した「Cal.9S66」を搭載しており、性能に関しても文句無しの一言。時針のみの単独操作が可能で操作性も容易と、使用用途を選ばず実用性に長けたオススメの一本です。

③『エレガンスコレクション “朝影”』「Ref.SBGW267」

*出典元:https://www.grand-seiko.com/se-en/collections/sbgw267g

「朝影(あさかげ)」と名付けられた、ヨーロッパ限定モデル「Ref.SBGW267」。

モザイク調のダイアルは、障子が朝日を吸収し、静かに光が漏れる様をイメージして製作された一風変わったデザインとなっています。日本の建築様式にインスパイアされたというケースは、手首に沿うようにカーブした設計がラグに施されており、装着感も抜群。ムーブメントには、「Cal.9S54」の後継機である「Cal.9S64」が搭載されており、パワーリザーブは約50時間から約72時間へと向上するなど、安定した精度を実現しています。ヨーロッパ限定モデルということで、国内での出回りはほとんどございませんが、クラシカルな印象のドーフィン針や肉厚なカーフストラップ、ダイヤルの表情も含めて、オススメのドレスウォッチです。

④『ヘリテージコレクション “雪解け”』「Ref.SLGH013」

*出典元:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/slgh013

【グランドセイコー】のレギュラーモデルとして初めて、ケース・ブレスレットに世界最高レベルの耐食性を備えたエバーブリリアントスチールを採用した「Ref.SLGH013」。

エバーブリリアントスチールは、一般的な高級腕時計に採用されているSS(ステンレススチール)のおよそ1.7倍の耐食性を誇り、やや白み掛かった色合いを持つ【グランドセイコー】独自の素材となっています。また、2020年に開発された自動巻きムーブメント「Cal.9SA5」を搭載しており、36,000振動のハイビートに加え、2つの香箱によって約80時間のロングパワーリザーブを実現。ダイアルには、岩手山の春の雪解けをモチーフとした型打ち模様が施され、シルバーにも見える淡いブルーは、エバーブリリアントスチールの輝きとともに互いを引き立てています。実用性にも優れ、かつ光の角度により表情が幾重にも変化する、上品なダイヤルの一本です。

⑤『エボリューション9 コレクション ”諏訪湖”』「Ref.SLGA021」

*出典元:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/collections/slga021

2023年に発表された『エボリューション9コレクション』「Ref.SLGA021」。

夜明け前の静寂の中で湖をわたる風にさざ波を立てる、諏訪湖の水面のようなダイヤルパターンが印象的な一本です。ハンマリング調にも見える濃紺のダイヤルが、光を受ける角度によって変化し、美しい表情を見せてくれるのが最大の魅力。ムーブメントには熟練の匠の技によって組み立てられた、最大約120時間(約5日間)持続のスプリングドライブムーブメント「Cal.9RA2」を搭載しています。スプリングドライブ特有の流れるような秒針の動きは同ブランドならでは。2021年に世界限定2021本で発表された”水面”「Ref.SLGA007」は、朝日が水面に当たる頃合い、やや明るいブルーダイヤルにブランドロゴと秒針にゴールドカラーが採用されていましたが、こちらはシルバーカラーで落ち着いた印象となっておりますので、オンオフ問わず使い勝手に優れたモデルでオススメです。

⑥『ヘリテージコレクション ”月天心”』「Ref.SBGY009」

*出典元:https://store.grand-seiko.com/products/sbgy009

2022年に1500本限定(国内500本)で発表された、秋に満月が高く昇り、空を美しく照らしている様を表現した「Ref.SBGY009」。

与謝蕪村が『月天心貧しき町を通りけり』と俳句に読んだことでも知られており、放射状の繊細な型打ち模様を施すことで、澄んだ夜空をイメージして製作されています。深いネイビーカラーのダイヤルに、ブランドロゴと秒針にゴールドカラーを差し色として用いることで、月明かりが差すような情景が美しいモデルとなっています。ムーブメントはスプリングドライブ「Cal.9R31」を搭載しており、一つの香箱の中に二つの動力ゼンマイを用いたデュアル・スプリング・バレル機構を採用することにより、約72時間のパワーリザーブを実現しています。シックなネイビーカラーとなっているため、ビジネスシーンでも活躍してくれそうです。

⑦『エレガンスコレクション ”枯山水”』「Ref.SBGY027」

*出典元:https://www.grand-seiko.com/uk-en/collections/sbgy027g

2023年にヨーロッパ限定100本で発表された、日本の庭園”枯山水”をイメージして製作された「Ref.SBGY027」。

ダイヤルは、石や砂などを用いて水が流れる風景を表現した庭園”枯山水”をイメージしたグレーを採用しており、ややカーブをかけた放射線状の模様でその様を表現しています。ムーブメントはスプリングドライブ「Cal.9R31」を搭載しており、一つの香箱の中に二つの動力ゼンマイを用いたデュアル・スプリング・バレル機構を採用することにより、約72時間のパワーリザーブを実現しています。「Zen garden」と呼ばれ、海外でも人気の高い”枯山水”。ヨーロッパ100本限定のため日本国内ですと入手が難しくはありますが、人と被らない独特のデザインがお好みの方にオススメしたい一本です。

⑧『エレガンスコレクション ”花筏”』「Ref.SBGY030」

*出典元:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/

日本特有の季節の移ろい、二十四節気がもたらす束の間の美をダイヤルに宿すコレクションラインのひとつ『エレガンスコレクション ”花筏(はないかだ)”』「Ref.SBGY030」。

”花筏”というと、当初アメリカ限定で「ジャパン・シーズンズ・スペシャル・エディション」として発売されていた「Ref.SBGA443」が思い浮かびますが、こちらは例年開催されている完全招待制の「グランドセイコー特選会 2023年」で発表された特別販売モデルです。日が沈んだ夜、桜の花びらが水の上で静かに流れていく情景をイメージしたブラックブラウンのダイヤルが特徴。ケース素材にピンクゴールドを採用しており、夜の灯りに照らされた儚い情景をダイヤルとのコントラストで表現している点が【グランドセイコー】らしい一本です。限定20本モデルのため、出回りはほとんどありませんが、ダイヤルの質感、カラーともにイチオシのモデルです。

⑨『エボリューション9 ”白樺”』「Ref.SLGH005」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/grand-seiko/heritage-395489/

時計界のアカデミー賞とも称されるジュネーブウォッチグランプリ(GPHG)のメンズウォッチ部門を受賞した、同ブランドの代表作ともいえるモデル『エボリューション9 白樺』「Ref.SLGH005」。

2021年の発表当時より高い人気を誇り、代名詞的モデルとなったこちらは、「白樺」の愛称で親しまれています。「グランドセイコースタジオ雫石」近くに群生する日本有数の白樺林。公式ホームページでも「生命力あふれる荘厳な白樺林をダイヤルに表現」と謳っていますが、逞しく自然に根を張る白樺の力強さが表現されたダイヤルが最大の特徴です。シルバーダイヤルに映える、熟練の職人が手作業で仕上げるブルースチール針のコントラストも非常に美しいモデルとなっています。搭載ムーブメントは2020年に開発された自動巻きムーブメント「Cal.9SA5」で、36,000振動のハイビートに加え、2つの香箱によって約80時間のロングパワーリザーブを実現。スプリングドライブ搭載の「Ref.SLGA009」もラインアップされておりますので、お好みで選ばれてみてはいかがでしょうか。

⑩『エレガンスコレクション スプリングドライブ20周年記念モデル』「Ref.SBGZ001」

*出典元:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/news/20190321-6

最後にご紹介するのは、2019年に発表されたスプリングドライブ20周年記念モデル「Ref.SBGZ001」。

世界限定30本で発売されたこちらは、信州の山々に積もり、風紋の刻まれた雪をイメージして製作されており、もともとダイヤルデザインに使用されたパターンである「雪白(ゆきしろ)」を大胆にプラチナ製ケース全体に施しています。そのデザインから、1969年に発売された最高精度を追求した特別モデル『V.F.A.(Very Fine Adjusted)』「Ref.6185-8010」を彷彿とさせると考えたのは私だけではないはず。ケース素材にシルバーとレアメタルであるパラジウムの合金を採用したことから、通称”銀パラ”と呼ばれた名機で、「Ref.SBGZ001」のデザインに影響を与えたのではないかと想像しています。限定数、流通量ともに少なく、かつ高価格のモデルですが、オススメしたいモデルの一つです。

*出典元:https://www.seiko-design.com/140th/topic/35.html

まとめ

いかがでしたでしょうか。

日本の美をダイヤルに落とし込み、海外限定モデルも多くリリースしている【グランドセイコー】。同社のラインアップは多岐に渡るため、ご紹介ができなかった素晴らしいモデルも多々存在しておりますが、こんなモデルもあったんだと知っていただけたなら幸いです。今回、限定モデルを多く選出させていただきましたが、出回りの少ない限定モデルをお探しの方は見つけたら早めに押さえておくことをオススメします。

日本の技術力と伝統文化を融合させた国産ブランド【グランドセイコー】。今後ますます日本文化の発信とブランドの飛躍に期待していきたいですね。

ではまた!

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