コミットTV 八木コラム ~時計と革靴~【高級時計メーカーを高級革靴メーカーに喩えてみた】Part4

皆様こんにちは!

先々週久しぶりに書かせていただいた~時計と革靴~シリーズ!!

大変好評を頂きましたので(笑)、今週もPart4をやっていこうと思います。

⇩⇩Part1・2・3をご覧になっていない方は、ぜひご視聴ください⇩⇩

今回は【リシャール・ミル】【パネライ】【チューダー】をピックアップしていきます。前回に引き続き、こちらはあくまで私の個人的な見解になりますが、皆様その点は暖かい目でご覧ください。

RICHARD MILLE【リシャール ミル】

最初にご紹介するのは、2001年高級時計業界に彗星のごとく誕生した【リシャール ミル】

【リシャール ミル】は「エクストリームウォッチ」や「腕時計のF1」をコンセプトに、航空宇宙産業やF1などで使われることの多い新素材を使用したり、革新的で斬新な設計を採用することで注目を集めてきました。また、超有名スポーツ選手などをアンバサダーに迎え、瞬く間に高級時計界を席巻している高級時計メーカーでございます。

創業者の【リシャール ミル】は「私の時計にコストは関係ない」と、時計作りに一切の妥協をせず、世界最高水準の時計のみを製作するという情熱で溢れており、実際に【リシャール ミル】で展開されている時計は1000万円を優に超えるモデルばかりです。

⇩⇩COMMIT TVでのリシャール ミル特集はこちらから⇩⇩

そんな【リシャール ミル】を
『高級革靴メーカー』に喩えるなら

↓↓↓

GAZIANO&GIRLING【ガジアーノ&ガーリング】

2006年にトニー・ガジアーノ氏とディーン・ガーリング氏により設立されたイギリスのシューズメーカー【ガジアーノ&ガーリング】

イギリス、ノーザンプトンには歴史ある名門メーカーが並び、新興メーカーがなかなか誕生しないとされているなか、突如風穴を開けたのが【ガジアーノ&ガーリング】です。実は両氏はビスポークシューズの世界において非常に有名な存在で、トニー・ガジアーノ氏は【エドワードグリーン】や【チーニー】、ディーン・ガーリング氏は【ジョン ロブ】、【ジョージ・クレバリー】などで技術を培った実力者なのです。

そんな2人は、英国靴の概念を変えるためにビスポークの要素を既製靴に持ち込み、自らのアイデンティティーを『クラシック・デザインでありながら、最高級のビスポーク靴とレディー・トゥーウェアー靴を同時に作り出す稀有さ』と表現しています。2019年にはチャールズ皇太子に靴を作ることとなり、英国王室にも認められたメーカーとして名実ともに高級革靴メーカーの地位を確立しました。

まさに【リシャール ミル】と類似する革靴業界の新鋭メーカーとして【ガジアーノ&ガーリング】はピッタリのチョイスだと思います。

PANERAI【パネライ】

続いてはイタリアの高級腕時計メーカー【オフィチーネ・パネライ】、通称【パネライ】

1860年にジョヴァンニ・パネライ(Giovanni Panerai)によってフィレンツェに設立された精密機器メーカーである【パネライ】は、1930年代にイタリア海軍より潜水部隊用時計の製作依頼を受けたことによりその歴史が刻まれていきます。

【パネライ】といえば、いわゆるデカ厚ブーム(男らしさを象徴した大型で厚みのあるデザイン)の火付け役として有名ですね。シルヴェスター・スタローンやジェイソン・ステイサムなど、有名俳優が映画などの劇中で使用したことで、その知名度は一挙に拡がり、逞しい男に似合う時計として、今なお君臨し続けているメーカーです。

⇩⇩【パネライ】特集はこちらから⇩⇩

そんなPANERAI【パネライ】を
『高級革靴メーカー』に喩えるなら

↓↓↓

Paraboot【パラブーツ】

1908年、フランスにてレミー・リシャール・ポンヴェール氏が創業した革靴メーカー【パラブーツ】

アルピニスト達が集まるフランス東部の町”イゾー”に工房を開き、丈夫で履きやすい登山靴を製作することからその歴史は始まります。今なお続く【パラブーツ】最大の象徴「ラバーソール」との出会いがこのメーカーを繫栄させたといっても過言ではなく、ラバーソールに使うゴム素材(天然ラテックス)をブラジルのパラ港(Port of Para)から直輸入し、使用したことから【パラブーツ】の名が付けられました。

そのラバーソールは堅牢で摩耗に強く、悪天候の路面でも高いグリップ力を発揮し、ワークシューズやアウトドアシューズとしても地位を確立しています。コミット銀座でもスタッフ10名くらいが愛用中。雨の日はみんなパラブーツを履いています(笑)

【パラブーツ】のあらゆる環境でも対応できる「丈夫で強い靴」は、【パネライ】を着ける逞しい男性にはピッタリと言えるでしょう。

TUDOR【チューダー】

最後は、1926年にロレックスのディフュージョンメーカーとして誕生した【チューダー】

創立者はロレックスと同じくハンス・ウィルスドルフ。当時、ロレックス本社のあったイギリスにおける知名度の向上と販売拡大のために「一般庶民」向けに作られていました。名前の由来はエリザベス1世を輩出したイギリスの王家の一つ「チューダー家」にちなんだものです。

現在【チューダー】の人気は高まる一方で、そのデザイン性、話題性などが世界で認知され注目を集めています。時計の性能も素晴らしく、他の高級腕時計メーカーに全く引けを取らないレベルです。そんなハイクオリティな時計にも関わらず、価格帯を抑えて展開することで、高級腕時計のファーストウォッチとして選ばれることも多く、現在の人気が確立されています。今後の展開が楽しみなメーカーであることは間違いありませんね。

TUDOR【チューダー】を
『高級革靴メーカー』に喩えるなら

↓↓↓

JALAN SRIWIJAYA【ジャランスリウァヤ】

シューズファクトリーとして1919年に創業し、ルディ・スパーマン氏によって2003年に誕生した【ジャランスリウァヤ】

このメーカーの魅力は、何と言っても”コストパフォーマンス”の良さです。本場英国仕込みの品質と、それに見合わない破格の価格設定で、2003年にできた若いメーカーでありながら、すでに日本国内でも多くのセレクトショップで取り扱われ、高い人気を誇っています。

独自の職人育成プログラムでトレーニングを積んだ職人たちの手作業により、世界屈指の技術を用いて革靴を製造し、ヨーロッパ製の革靴に匹敵するクオリティで商品展開しております。

手に取りやすい価格帯にも関わらず、ハイクオリティな商品を展開し名を馳せた【ジャランスリウァヤ】【チューダー】は、どちらも今後の動向が楽しみなメーカーですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

Part1・2・3に引き続き、たくさんの素敵な『高級革靴メーカー』のご紹介が出来たかと思います。今回のPart4で「時計と革靴」の「喩えてみたシリーズ」は一旦終えますが、今後も「時計と革靴」の魅力を、違ったかたちで発信していきたいと思いますので、ぜひ皆様お付き合いいただければ幸いです。

今回の内容を見ていただき、

「時計好きの方が革靴好きに」

「革靴好きの方が時計好きに」

なっていただければ幸いでございます。

ではまた!

この記事をシェアする

新着商品

指で左右に動かしてください。
トップへ戻る