【ヴァシュロンコンスタンタン】の選び方!おすすめモデルもご紹介します!

世界三大時計ブランドとして、創業260年以上の長い歴史を持つ、スイスの老舗高級腕時計ブランド【ヴァシュロンコンスタンタン】。1970年代に起きたクォーツショックによって経営難に陥った会社が多い中、一度も途切れることなく経営を続けてきた同ブランドは、『オーヴァーシーズ』を筆頭に、『パトリモニー』や『トラディショナル』等、高級路線の人気モデルを多数取り揃えております。

本記事では、そんな【ヴァシュロンコンスタンタン】を買いたいけど選び方がわからないという方に向けてご紹介していきますので、「【ヴァシュロンコンスタンタン】の時計がほしい」「高い買い物なので失敗したくない」などとお考えの方は、是非参考にしてみてください。

【ヴァシュロンコンスタンタン】の分類

*出典元:https://www.vacheron-constantin.com/jp/ja/maison.html

【ヴァシュロンコンスタンタン】には大きく分けて、”スポーツモデル” と “ドレスモデル”の2種類がございます。近年の価格高騰を牽引しているのは”スポーツモデル”ではありますが、実は”ドレスモデル”の取り扱いの方が多く、根強い人気を誇っています。まずは各々どのようなモデルがあるのか、見ていきましょう。

スポーツモデル

*出典元:https://www.rolex.com/ja/world-of-rolex/motor-sports.html

王室や貴族たちが顧客の中心となっていたことから、”スポーツモデル”は取り扱いが多くない【ヴァシュロンコンスタンタン】。その中でも代表モデルの『オーヴァーシーズ』が”ラグジュアリースポーツモデル”=通称”ラグスポ”として親しまれています。近年、”ラグスポ”の需要が高くなったこともあり、『オーヴァーシーズ』は同ブランドの中でも1位、2位を争うほど、非常に高い人気を集めています。優美さと高級感を兼ね備えたデザインは、ラグジュアリーの言葉に相応しく、スーツスタイルにもカジュアルスタイルにも合わせやすいです。

“ラグスポ”として人気の高いモデルは、【ヴァシュロンコンスタンタン】『オーヴァーシーズ』以外にも、【パテックフィリップ】『ノーチラス』、『アクアノート』、【オーデマピゲ】『ロイヤルオーク』等が有名です。

スポーツモデルの種類
『オーヴァーシーズ』など

ドレスモデル

*出典元:https://www.rolex.com/ja/world-of-rolex/the-arts.html

別名”クラシックモデル”などとも称される”ドレスモデル”ですが、同ブランドにはシンプルなデザインのモデルから特殊な形をしたモデルまで、幅広く取り扱いがございます。冠婚葬祭やパーティー等、フォーマルなシーンに合わせやすいエレガントなデザインのものが多く、シンプルで落ち着いた印象があります。

ドレスモデルの種類
『パトリモニー』、『トラディショナル』、『マルタ』、『フィフティーシックス』、『ヒストリーク』など

資産価値から選ぶ

“ラグスポ”を中心に資産価値の高いモデルも取り揃えている【ヴァシュロンコンスタンタン】。まずは「同じ高級腕時計を買うならリセールバリューも考えたい」という方に、おすすめのモデルをご紹介していきます。

 

外見・内面共に最高峰の腕時計『オーヴァーシーズ』

*出典元:https://www.luxurybazaar.com/vacheron-constantin-overseas-4500v-110a-b128

1996年に誕生した同ブランドのアイコンモデル『オーヴァーシーズ』。ブランドロゴの”マルタ十字”をアレンジしたベゼルやブレスレットが特徴となっており、スポーティーでありながらも上品な仕上がりとなっています。近年人気を博している『ロイヤルオーク』や『ノーチラス』に並ぶ”ラグスポ”代表格として、高いリセールバリューを誇ります。

利用シーンから選ぶ

次にビジネス・プライベートなどの利用シーンを想定して購入したい方に、おすすめのモデルをご紹介いたします。

シンプルなデザイン『パトリモニー』

*出典元:https://www.worldsbest.com/watches/1454214798/vacheron-constantin-patrimony-81180/000g-9117-white-gold-watch

2004年に登場した『パトリモニー』。ブランドの伝統的な意匠を受け継いだ、クラシカルかつシンプルなデザインのこちらは、極めて細いベゼルや短めのラグ、そして薄型のケースが正統派”ドレスモデル”としての特徴であり、”最高峰のドレスウォッチ”等と称されています。そのシンプルな装いは、時計好きな方からの人気が高く、特に4050代の男性から選ばれることの多いモデルです。

オンオフ問わず使用可能な『フィフティーシックス』

*出典元:https://www.jomashop.com/vacheron-constantin-4000e-000a-b548.html

2018年登場と、比較的新しいコレクションである『フィフティーシックス』。1956年に誕生し、ブランド初となる自動巻きムーブメントを搭載していた「Ref.6073」から着想を得ています。モデル名は誕生年の下2桁である19″56″年から由来しており、ケースやラグなど、同ブランドの伝統的なデザインをしっかりと引き継いでおります。また、当時のままでなくモダンにアレンジもされており、クラシックとモダンのバランスを兼ね備えた人気モデルです。そんな『フィフティーシックス』は、スーツスタイルはもちろん、プライベートでも使える軽やかさが魅力。雲上ブランドらしい上品さはもちろん、堅苦し過ぎず、どこか軽やかな雰囲気醸し出し、日常使いにも向いています。オンオフ問わず使える時計を探している方におすすめです。

ブランドの強みから選ぶ

【ヴァシュロンコンスタンタン】は、他のブランドにはない卓越した時計製造技術や、長い歴史を持っています。そんなブランドの強みを体現したモデルをご紹介いたします。

複雑機構搭載モデルを多数取り揃えた『トラディショナル』

*出典元:https://veryimportantlot.com/en/lot/view/vacheron-constantin-traditionnelle-2000er-jahre-564790

複雑機構搭載モデルを数多くラインアップしている『トラディショナル』。”トリプルカレンダー”、”ワールドタイム”、”トゥールビヨン”等、様々な複雑機構搭載モデルを展開しています。文字盤をシースルー仕様にして、ムーブメントの美しさを堪能できるモノもございますが、元は『パトリモニー』から派生したということもあり、シンプルなモデルも充実しております。技術力の高さだけでなく、様々なデザインが展開され、ご自身好みの一本を選びやすいコレクションと言えるのではないでしょうか。

歴史に残る名作時計を再構築した『ヒストリーク』

*出典元:https://www.chisholmhunter.co.uk/vacheron-constantin-historiques-american-1921-mens-watch-82035-000r-9359-52001.html

過去の名作を現代風に再構築した『ヒストリーク』。同じコレクションでも、年代によってデザインや印象が大きく変わり、当時のデザインを再現しながらも、防水性やサイズなどはもちろん、現代のニーズに合わせてブラッシュアップされており、歴史的価値の高いクラシックな意匠を使いやすく仕上げています。「名作を堪能したい」という方におすすめです。

おすすめ【ヴァシュロンコンスタンタン】5選

ここからは前述の内容も踏まえたうえで、おすすめしたい【ヴァシュロンコンスタンタン】の時計を5本ご紹介します。

①『オーヴァーシーズ』「Ref.4500V」

【ヴァシュロンコンスタンタン】の中で1番人気と言っても過言ではない『オーヴァーシーズ』「Ref.4500V」。この2016年に登場した現行モデルは、同ブランドの新ムーブメントとなる「Cal.5100」を搭載しています。パワーリザーブ約60時間と実用的な機能性はもちろん、美しい22Kゴールドのローターが採用されたムーブメントは、裏蓋から鑑賞できます。中古市場では”ラグスポ”人気が後押しして、定価以上の価格で取引されています。

②『フィフティーシックス』「Ref.4600E」

2018年登場と、誕生間もないモデルではありますが、既に人気を確立しつつある『フィフティーシックス』「Ref.4600E」。伝統的なラウンド型のケースに、マルタ十字を4分割した形状のラグが特徴のモデルです。裏蓋はシースルーバックになっており、マルタ十字からインスピレーションを受けた22Kゴールドローターは本当に美しいです。金属ブレスレットや革ベルトなどストラップの選択肢も多く、自分のスタイルに合わせて変えることができるのは、その人気足る所以かと思います。

③『パトリモニー』「Ref.81180」

手巻式ムーブメントの2針モデルという極めてシンプルなモデルでありながらも、ディティールにこだわりを感じられる作りが魅力の『パトリモニー』「Ref.81180」。余計な装飾を省きながらも、雲上ブランドとしての風格が滲み出る完成度の高さは、大人の男性を惹き付けてやみません。40mmというちょうどいいサイズ感もポイントですね。

④『トラディショナル』「Ref.82172」

端正なラインと穏やかなカーブのバランスが美しいデザインで、1950年代に着想を得たスリムなケースが特徴の『トラディショナル』「Ref.82172」。38mmの絶妙なケースサイズに、時計の王道とも言えるシンプルなスモールセコンドを採用した、シンプルかつ洗練されたモデルです。パワーリザーブ65時間を備えた、”ジュネーブシール”取得の自社生産の手巻きムーブメント「Cal.4400AS」を搭載し、老舗ブランドの技術が結集した1本と言えます。【ヴァシュロンコンスタンタン】の時計の美しさを堪能したい方におすすめです。

⑤『ヒストリークアメリカン』「Ref.82035」

1920年代。モータースポーツファンであるアメリカ人顧客に向けて作られた『ヒストリークアメリカン』「Ref.82035」。誕生から100周年の節目を迎えた2021年に登場し、話題となりましたね。運転中でも時刻を確認できるように、スクエアケースに斜めの文字盤を備えているのが特徴です。他にも、針やインデックスのフォント、レイルウェイミニッツなど当時の意匠を再現しつつ、約3日間のパワーリザーブを備え、実用性に優れているのも魅力です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

時計好きなら誰しも1度は憧れる【ヴァシュロンコンスタンタン】。モデルによって特徴やデザインは大きく異なりますので、資産性や利用シーン、ブランドの強みなど、さまざまな観点から、ご自身好みの一本を見つけてみてください。

また、「このモデルはどうなの?」等、ご不明な点がございましたら、是非当店までお気軽にお問合せください。

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