Actor’s Watch #170
【俺ちゃん最高】
ライアン・レイノルズの愛用時計

*出典元:https://www.koimoi.com/

映画やテレビなどで活躍する俳優の腕時計にフォーカスする「Actor’s Watch」。
第170弾の今回は、ライアン・レイノルズ愛用時計をご紹介して参ります。

最近は興収的に不振が目立つアメコミ映画ですが、その中で一人気を吐いていると言っても過言ではない『デッドプール』シリーズ。2024年の7月に公開予定のシリーズ3作目『デッドプール&ウルヴァリン』の予告編が24時間で3億6500万回以上再生されるなど、ファンの期待は高まる一方。製作や脚本にも名を連ねる本シリーズの主演俳優、ライアン・レイノルズの「デッドプール愛」がコミックのファンに認められ、大きな数字に結び付いているようです。

今回の「Actor’s Watch」は、そんなライアン・レイノルズの腕時計コレクションをご紹介して参りましょう。

パネライ

ルミノール マリーナ【Ref.PAM00003】

*出典元:https:/www.wristenthusiast.com/

2015年7月公開の映画『セルフレス/覚醒した記憶』のプロモーションの為、ニューヨークのテレビ局を訪れた時のヒトコマ。車から降りたライアン・レイノルズが右腕に着けている腕時計は、パネライ ルミノール マリーナ(Ref.PAM00003)と思われます。

腕時計を含め、このスタイリングのままテレビ番組に出演しておりましたので、スポンサードやスタイリストの私物などではなく、おそらく本人の愛用品なのでしょう。黒文字盤では重い印象になるところを、パネライには少ない白文字盤のモデルをチョイスしたことで、軽快で知的なイメージが醸し出されています。

オメガ

スピードマスター ダークサイド オブ ムーン ブラック ブラックRef.311.92.44.51.01.005

*出典元:https:/timeandtidewatches.com/

続いては、2018年12月に人気トーク番組『エレンの部屋』に出演した際のヒトコマです。ホストのエレン・デジェネレスから「なんでヒュー・ジャックマンは『デッドプール』に出てないの?」と聞かれたライアン・レイノルズは「オファーはしたんだけど、彼はアクション映画はもうこりごりで、今はもう『レ・ミゼラブル』みたいな歌って踊る映画しか眼中にないみたいだ」と答えております。

そんな彼が番組中で着用していた腕時計は、オメガ スピードマスター ダークサイド オブ ムーン ブラック ブラック(Ref.311.92.44.51.01.005)。世界で初めて月の裏側の観測に成功したアポロ8号の乗組員に敬意を表して製作された、ブラックセラミックのオールブラックモデルです。

*出典元:https:/timeandtidewatches.com/

ちなみにその時、ホストのエレン・デジェネレスが着用していた腕時計は、パテックフィリップ グランドコンプリケーション(Ref.5271P)。日本ではあまり有名ではありませんが、2003年から2022年まで全米No.1の人気トーク番組のホストを務めていたエレン・デジェネレスは、大の腕時計好きとして知られている女性コメディアン。ロレックス デイトナ ポールニューマン(Ref.6241)サブマリーナー(Ref.6538)パテックフリップ ノーチラス(Ref.5711)を始めとする、超高額品の数々を所有することで知られております。

スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル マスタークロノメーターRef.310.60.42.50.10.001

*出典元:https:/br.pinterest.com/

続いて、メトロポリタン美術館で毎年開催される服飾アートの祭典「メットガラ」。多くのセレブが招待され、レッドカーペットでの装いがニュースとなるこのイベントで、ライアン・レイノルズは妻で女優のブレイク・ライヴリーをエスコートして報道陣の前へ。その腕にはオメガ スピードマスター ムーンウォッチ プロフェッショナル(Ref.310.60.42.50.10.001)が着けられていました。

2022年のメットガラのドレスコードは「Gilded Glamour(金色の魅力)」と「White Tie(ホワイトタイの正装)」であった為、彼は礼服にイエローゴールドベースの「ムーンシャインゴールド」の金無垢時計をチョイス。礼服にはシンプルな二針の腕時計がお決まりですが、そこをハズしてまでの「スピードマスター愛」を貫き通しております。

スピードマスター ムーンウォッチ ダークサイドオブムーン【Ref.311.92.44.51.01.003

*出典元:https:/www.bobswatches.com/

最後は、マイケル・ベイ監督のNetflix映画『6アンダーグラウンド』(2019)の韓国プレミアから。司法ですら手を出せない犯罪者やテロリストを葬る自警部隊の活躍を描いた本作で、億万長者であり部隊のリーダーでもある男「ワン」を演じたライアン・レイノルズ。このイベントで彼が着用していたのは、オメガ スピードマスター ムーンウォッチ クロノグラフ ダーク サイド オブ ザ ムーン(Ref.311.92.44.51.01.003)でした。

本作はショパールが製作パートナーを務めており、劇中にはショパールの腕時計が複数登場しています。普通、こういう場ではスポンサーに配慮し、ショパールの腕時計が着けられるものですが、自分の愛するスピードマスターを頑なに着け続ける彼の「推しへの愛」の強さ(重さ?)は半端ではありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ロレックスパテックフィリップなどの希少&高額腕時計を愛用するハリウッドセレブが多い中、それに比べれば遥かにリーズナブルなスピードマスターを愛用しているライアン・レイノルズ。彼はオメガのアンバサダーなどを務めたこともありませんので、おそらく純粋に「個人の趣味」でスピードマスターを集め、愛用しているのでしょう。

*出典元:https://geektyrant.com/

デッドプール』(2016)はR指定映画のオープニング興収の世界最高記録を叩き出し、『デッドプール2』(2018)では前作の世界記録を更新。2024年7月に公開予定の『デッドプール&ウルヴァリン』は予告編の再生回数で世界記録を樹立と、いま世界で最もファンに愛されているアメコミヒーローと言っても過言ではないデッドプール(自称:俺ちゃん)。

ライアン・レイノルズがそのキャラクターに惚れ込み、製作&脚本にまで関わって作り上げた「コミックスそのままのデッドプール」にファンが狂喜し、皆が熱狂的な推しになっている事は明らか。「スピードマスター愛」を貫ける男だからこそ、「デッドプール愛」に溢れた映画を作ることもできるのでしょう。

何事も「好き」に勝る事はないという事でしょうね。私も彼を見習い、好きなモノには今以上に出費を惜しまない男になりたいと思います。まず手始めに『マッドマックス:フュリオサ』と『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』を可能な限り多く観るため、仕事など放っておいて映画館に通い詰めたいと思います!

ではまた!

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