【2022年度版】機械式腕時計 ” パネライのおすすめモデル10選”

本日は、【2022年最新版】機械式腕時計 “パネライのおすすめモデル10選”をお送りいたします。

近年、新素材の開発に力を入れたり、ケース径を小型にした『ルミノール ドゥエ』を追加するなど、新たな動きを見せている【パネライ】。軍用時計として生まれましたが、イタリアならではの感性が反映されており、流行に左右されない独特のデザインがなんといっても魅力でしょう。

今回は、人気の現行モデルに加え、既にディスコンとなっているモデルも含めて、おすすめ10選をご紹介していきますので、是非とも最後までお楽しみください。

⇩”2020年版 パネライ おすすめ8選”も、この機会に是非ご視聴ください⇩

①『ルミノール クロノ エルプリメロ』「Ref.PAM00122」

パネライ ルミノール クロノ エルプリメロ1*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/panerai/luminor-17/

こちらは、名機と名高い【ゼニス】の「エル・プリメロ」をベースとした「Cal.OP IV」を搭載したモデルですが、「Cal.OP IV」の製造期間は1999年から2003年までの僅か4年間ということもあり、個体数も少ないとされています。また、【ゼニス】は「LVMH」、【パネライ】は「リシュモン・グループ」という大きな三大コングロマリットの競合同士となったこともありますので、今後「エル・プリメロ」を搭載した【パネライ】のモデルは出てくる可能性が極めて低いと思われます。また、デザインが特徴的で、ベゼルには鏡面仕上げのSS(ステンレススチール)、ケースにはサテン仕上げのTI(チタン)、ブレスにはその両方を組み合わせた面白い作りとなっています。40mmのケースサイズは腕馴染み良く、季節を問わず使い勝手が良いブレスレット仕様という点もオススメですが、同時期に発売された革ベルト仕様の「Ref.PAM00121」もございますので、お好みで選んでいただくのが良いかと思います。ちなみに、こちらのモデルは当初、1500本程の製造予定だったそうですが、1999年に【ゼニス】が「LVMH」に買収されて傘下に入ったことに伴い、ムーブメントの供給がストップされたようで、何本製作されたのかは明らかになっておりません。そういった面でも将来性が面白い一本なのではないでしょうか。

②『ラジオミール』「Ref.PAM00790」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/panerai/radiomir-187833/

振り子時計「パネライ ペンデュラム クロック」より着想を得た世界限定500本のモデルをご紹介します。アールデコをデザインの基調とした、ダイヤル外周のレイルウェイチャプターリングや、【パネライ】では初採用となる槍状の時針と分針がレトロな印象漂うモデルです。47mmの大型ケースには「AISI 316Lポリッシュスチール」を採用し、腐食しにくく金属アレルギーの方に配慮した素材が採用されております。ダイヤルカラーにアイボリーが採用されている「Ref.PAM00791」もリリースされておりますが、こちらとはまた違った印象のモデルとなっていますので、お探しになってみてはいかがでしょうか。

③『ルミノール タンタリウム』「Ref.PAM00192」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/panerai/luminor-60/

こちらは、2004年にリリースされた世界限定300本のスペシャルエディションです。チタンより高硬度で耐食性に優れたレアメタル「タンタル」を採用した44mmのケースに、【パネライ】ならではのリューズガードは、武骨な印象を与えますね。「タンタル」を採用したモデルは、9時位置にスモールセコンドを配した三針の「Ref.PAM00172」など、ごく一部に限られていますので、希少と言えるでしょう。将来性を考えると、レギュラーモデルとは異なる特色を持ったモデルを押さえておくことも一つかもしれませんね。

④『ラジオミール ブロンゾ』「Ref.PAM00760」

*出典元:https://www.panerai.com/jp/ja/collections/watch-collection/radiomir/pam00760-radiomir-bronzo.html

近年、ケース素材に「ブロンズ」を採用したモデルが各ブランドからリリースされておりますが、やはり真っ先に思い浮かぶのは【パネライ】のモデルではないでしょうか。こちらは、深いグリーンカラーの文字盤とブロンズケースとの組み合わせが、ヴィンテージの風合いを感じられる非常にカッコいいモデルとなっています。ちなみにブロンズを採用したモデルは『サブマーシブル』のみの展開となっており、「Ref.PAM00507」(グリーン文字盤、パワーリザーブ付き)、「Ref.PAM00671」(ブルー文字盤)、「Ref.PAM00968」(ブラウン文字盤)などがございます。こちらは2022年に発売されましたが、『ラジオミール』からブロンズモデルがリリースされたのは嬉しいですね。

⑤『ラジオミール オロロッソ』「Ref.PAM00522」

*出典元:https://www.panerai.com/us/en/collections/special-editions-archive/2013/pam00522-radiomir-oro-rosso—47mm.html

2013年にスペシャルエディションとして100本限定でリリースされた『ラジオミール オロロッソ』「Ref.PAM00522」。ベゼルにスムースベゼルを使用することがほとんどの【パネライ】ですが、こちらは12角形のドデカゴン(dodecagon)をベゼルデザインに採用しています。【オーデマピゲ】のオクタゴンをはじめ、多角形を用いたベゼルデザインは各社で採用されておりますが、人気モデルになるひとつの要素かもしれませんね。また、プラチナのケースに、ミネルバ製ムーブメントをベースとした「Cal.OP XXVII」搭載の「Ref.PAM00521」も、こちらのモデルと同時にリリースされていますが、両モデルともに流通量が極めて少ないモデルとなっておりますので、気になっている方は見つけたらすぐ押さえておくことをオススメします。

⑥『ルミノール ドゥエ ルナ』「Ref.PAM01301」

*出典元:https://www.panerai.com/jp/ja/collections/watch-collection/luminor-due/pam01301-luminor-due-luna.html

【パネライ】のダイヤルカラーと言えば、ブラックの印象が強いですが、こちらはあまり見かけないホワイトダイヤルが特徴的なモデルです。インダイヤルには24Kゴールドが使用された月のデザインが施されておりますが、描かれているクレーターの細かいデザインは職人の手作業で彫られているというから驚きですね。38mmのケースサイズは腕馴染みも良く、工具を使用せずにストラップを交換できる「クイックリリースシステム」も採用されておりますので、万人が使いやすいモデル設計になっているかと思います。また、同じデザインで色違いのブルーダイヤル「Ref.PAM01179」、シェルダイヤル「Ref.PAM01181」も発表されておりますので、気になった方は是非探してみてはいかがでしょうか。

⑦『ルミノール クロノ ルナ ロッサ』「Ref.PAM01303」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/panerai/luminor-213458/

2019年より【パネライ】とパートナーシップを締結しているイタリアのヨットチーム「ルナロッサ・プラダ・ピレリ」。2024年にバルセロナで開催される次の「アメリカズカップ」のレースの始まりに合わせて【パネライ】とのパートナーシップが更新され、その名を冠したモデルが続々とリリースされています。こちらは大海原をイメージさせるサンブラッシュ仕上げが施されたブルーダイヤルに、白の「LUNA ROSSA」ロゴ、ダークブルーのバイマテリアルストラップに配された赤いラインが特徴的なデザインとなっています。クロノ針と30分積算系に採用されている差し色の赤もデザインのアクセントとなっていますね。ヨットレースの名門「ルナ ロッサ プラダ ピレリ」はその名前を見ていただければお気づきになるかもしれませんが、世界的なファッションブランド「プラダ」の事業のひとつで、アメリカズカップ参戦を目標とし、そのためにレジャー向けのスポーティーなコレクション「プラダスポーツ」もリリースした経緯があります。ルナ ロッサ号には「プラダスポーツ」同様に赤いラインが掲げられておりますが、「Ref.PAM01303」のストラップにもそのロゴがあります。「プラダスポーツ」のアイテムを纏いながら【パネライ】の『ルナ ロッサ』を腕元に着用する、なんてこともスポーティーでお洒落だと思います。

⑧『ラジオミール カリフォルニア』「Ref.PAM00424」

パネライ ラジオミール カリフォルニア 3デイズ5*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/panerai/radiomir-5/

【パネライ】のご紹介をするにあたり、その歴史の中でも重要なカリフォルニアダイヤルは外せないデザインの一つです。カリフォルニアダイヤルは、上下の読み間違いがないように【ロレックス】が元々採用していた文字盤で、当初時計を製造するまでのノウハウや設備がなかった【パネライ】は、【ロレックス】にオリジナルの時計を作ってもらっていたと言われています。ローマ数字とアラビア数字の独特な配置、バー型のアワーインデックス、ミニッツサークル(レイルウェイサークル)が最大の特徴で、6時方向とリューズに配された「OPロゴ」はクラシックな印象です。実はこちらのモデルは、2012年に復刻されてレギュラー化されたのですが、2014年にマイナーチェンジがなされており、前期モデルには3時位置にデイト表示がありました。ご紹介しているのは仕様変更がなされた後期型なのですが、前期型はおよそ2年ほどしか生産されておらず、今や希少な存在となっています。

⑨『ルミノール レフトハンド』「Ref.PAM00557」

*出典元:https://www.panerai.com/jp/ja/collections/watch-collection/luminor/pam00557-luminor-left-handed—47mm.html

2022年に【ロレックス】『Ref.126720VTNR』や【パテックフィリップ】『Ref.5373P-001』など、「レフトハンド」仕様の時計が発表され話題となりましたが、【パネライ】では1940年代には既に製作し始めていました。こちらは、イタリア海軍からの要請で、特殊潜水部隊が計器を手首に装備し、時計を左手に着用することが多かったことを受け、計器とリューズがぶつからないようにリューズを左側に備えた時計を製作したのが誕生の背景と言われています。同ブランド特有の堅牢なリューズガード、サンドウィッチダイヤルなど、当時のモデルを忠実に再現しており、シンプルな二針とケース径47mmの”デカ厚”は存在感抜群です。話題性もありますし、実用性を考えて左利きの方や右手に時計を着用したい方などにもオススメです。

⑩『ルミノール ドゥエ』「Ref.PAM01123」

*出典元:https://www.panerai.com/jp/ja/collections/watch-collection/luminor-due/pam01123-luminor-due—38mm.html

2021年発表のこちらは、ケース径38mm、SS(ステンレススチール)のケース・ブレスレットと、オーソドックスな素材を使用していますが、その中に映えるサンレイ調のブルーダイヤルが美しいモデルです。これまで『ルミノール ドゥエ』はレザーストラップ仕様のみで展開されておりましたが、初めてブレスレットモデルとして登場しました。ブレスレットのデザインは【パネライ】の大きな特徴である「リューズプロテクター」をモチーフに製作されており、サテン仕上げとポリッシュ仕上げを上手く組み合わせ、「セーフティーロック」デザインが強調されています。また、従来のモデルは、6時位置に「Automatic」表示がありましたが、その表記が廃止され、スッキリとした印象になっているのもポイントです。『ルミノール ドゥエ』はムーブメントの厚さが4.2mmと薄型となっておりますので、大きさゆえに【パネライ】の時計を敬遠されていた方にもオススメしたいモデルです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

“パネリスティ”(【パネライ】ファンの総称)と呼ばれる熱狂的なファンがいる程、【パネライ】ならではのデザインは、他ブランドと一線を画しています。今回ご紹介した中でも、特にディスコンモデルや素材やデザインが風変りなモデルは、将来性も含めて楽しめる可能性があるのではないかと思っています。

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。

ではまた!

⇩《2022年9月改定》【パネライ】”現行モデル新定価表”も是非ご活用ください⇩

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