【2022年最新版】機械式腕時計 ”ヴァシュロンコンスタンタンのおすすめモデル10選”

本日は、【2022年最新版】機械式腕時計 “ヴァシュロンコンスタンタンのおすすめモデル10選”をお送りいたします。

【パテックフィリップ】、【オーデマピゲ】と共に世界三大高級時計ブランドの一つと称されている【ヴァシュロンコンスタンタン】。2022年は「Watches and Wonders Geneva 2022」への参加にあたり、往年の人気モデル『222』を復刻するなど、大きな盛り上がりを見せた一年となりました。

今回は、人気の現行モデルに加え、既にディスコンとなっているモデルも含めて、おすすめ10選をご紹介していきますので、是非とも最後までお楽しみください。

⇩”2020年版 ヴァシュロンコンスタンタン おすすめ8選”も、この機会に是非ご視聴ください⇩

①『オーヴァーシーズ』「Ref.4500V/110A-B128」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vacheron_constantin/overseas-244569/

“完成されたデザイン”と評される『オーヴァーシーズ』は、【ヴァシュロンコンスタンタン】を語る上で外せない一本ですね。現在、二次流通市場の相場が比較的落ち着いてきておりますので、狙い目の一本としてご紹介したいと思います。

*出典元:https://kakaku.com/item/K0000909315/pricehistory/

価格ドットコムでの価格推移(2022年10月からの2年間)を見ると、一時期800万円を超えていた二次流通価格が、現在は落ち着きを取り戻し、500万円~600万円代で推移していることがお判りいただけると思います。2022年10月の価格改定にて国内参考定価が319万円(税込)となりましたので、定価超えのプレミアム感が未だありつつも、その人気を踏まえると良い価格になってきたのではないかと思います。よほどの経済危機が起きない限りは底値に近いのではないかとも考えられ、手を伸ばすなら今がチャンスかもしれません。また、こちらの「Ref.4500V/110A-B128」には、色味の異なるブルーダイヤルが存在しており、大きく分けるとサンレイ調(現行)、鮮やかなブルー(従前)の2パターンがあります。鮮やかなブルーのダイヤルがお好みの方は、2019年以前の保証書の個体を探してみると良いかもしれません。

詳しくはリンクを貼っておきますのでご興味ある方は是非ご覧ください。

⇩コミットTV 八木コラム ~発見!【ヴァシュロンコンスタンタン】『オーヴァーシーズ』ブルー文字盤の色味が違う!?⇩

②『オーヴァーシーズ ラージサイズ』「Ref.42040」

ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ ラージサイズ-1*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vacheron_constantin/overseas-14/

1996年に発売された初代『オーヴァーシーズ』「Ref.42040」は、マルタ十字を2つ重ねたベゼルと、ケースバックに描かれたイタリアの探検家「アメリゴヴェスプッチ」の帆船のデザインが特徴的なモデルです。ジラールペルゴ社製の「Cal.GP3100」がベースとなった薄型ムーブメント「Cal.1311」が搭載されており、ケース厚わずか8.4mmを実現しています。小ぶりな37mm経のため、華奢な方にとってはもってこいのサイズ感ですね。また、このブルー文字盤は【ロレックス】『サブマリーナー』の”青サブ”同様、経年変化によってダイヤルがパープルに見える面白い個体が存在します。二次流通市場への出回りが年々少なくなってきておりますが、このような違いがある個体を押さえておくのも面白いかと思います。更には流通量が極めて少ないサーモンダイヤル(コパー文字盤)も存在しますので、是非探してみてください。

⇩パープル調ダイヤル!ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ ラージサイズ 42040/423A のご紹介!!⇩

③『オーヴァーシーズ デュアルタイム エベレスト』「Ref.7910V/000T-B922」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vacheron_constantin/overseas-dual-time-228843/

続いても『オーヴァーシーズ』から、2021年に世界限定150本でリリースされた『エベレスト』をご紹介します。こちらは、アメリカの写真家兼探検家「コーリーリチャーズ」が、2019年エベレスト登頂で着用したプロトタイプから着想を得て製作されました。GMT針、デイ/ナイト表示の針に採用されたオレンジの差し色がデザイン性を高めていますね。搭載ムーブメント「Cal.5110 DT/2」のローターに施されたエベレストの彫金装飾は、「コーリーリチャーズ」が自ら撮影した写真をもとに製作されているそうです。また、同時期にクロノグラフモデル「Ref.5510V/000T-B923」もリリースされており、こちらも世界限定150本となっております。製造本数が少ないということもあり、既にかなりのプレミアム価格がついておりますが、資産性・実用性ともに、押さえておくべき価値のある時計の一つですね。

④『フィフティーシックス オートマティック』「Ref.4600E/110A-B487」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vacheron_constantin/fiftysix-self-winding-225352/

1956年に発表した名機「Ref.6073」にインスピレーションを受けて製作された『フィフティーシックス』「Ref.4600E/110A-B487」。こちらはSIHH2018年にて発表され、『オーヴァーシーズ』とともに【ヴァシュロンコンスタンタン】のコレクションの中でも人気を二分するモデルです。ストラップが交換可能となっており、別途アリゲーターストラップとバックルを追加購入し、汗が気になる夏場はSS(ステンレススチール)ブレスレット、冬場はアリゲーターストラップと、使い分けできるのは嬉しいポイントですね。(※2022年10月現在、アリゲーターストラップ仕様の「Ref.4600E/000A-B487」を購入し、SS(ステンレススチール)仕様のブレスレットを追加購入することは不可)せっかく購入するのであれば、選択肢がある仕様を選びたいですね。

現在の各価格は下記

2022年10月時点の単体での販売価格
アリゲーターストラップ 《¥51,480(税込)》
尾錠          《¥21,648(税込)》
ホールディングバックル 《¥73,480(税込)》

⑤『ヒストリーク アメリカン 1921』「Ref.82035/000G-B735」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vacheron_constantin/historiques-american-245053/

1920年代を個性的に表現したヴィンテージ風のデザインが魅力の『ヒストリーク アメリカン 1921』「Ref.82035/000G-B735」。当時のアメリカにはモータリゼーションの流れが起こっており、自動車愛好家から「ハンドルを握った状態で正対する時計が欲しい」との要望を受けて誕生したと言われています。独特なデザインのスクエアケースには18KWG(ホワイトゴールド)が使用され、針・インデックスのフォント、レイルウェイミニッツなど、創造性豊かなデザインと、僅か8mmという薄型ムーブメント「Cal.4400AS」が特徴です。また、パティーヌ加工が施された美しいダークブラウンのカーフストラップは、イタリアのミラノで創業した高級レザーブランド「セラピアン社」製となっています。時代を象徴した遊び心溢れるデザインが人気のオススメモデルです。

⑥『ハーモニー デュアルタイム』「Ref.7810S/000G-B050」

ヴァシュロン コンスタンタン ハーモニー デュアルタイム【未使用】-3*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vacheron_constantin/harmony/

2015年に設立260周年を記念して、全7モデルが発表された『ハーモニー』コレクション。 クロノグラフ、デュアルタイム、トゥールビヨンなどを搭載し、記念モデルと呼ぶに相応しい機能を持ち合わせ、その全てが本数限定で発売され、ディスコンとなった現在は特に希少なタイムピースとなっています。今回ご紹介する『デュアルタイム』「Ref.7810S/000G-B050」は、クッション型ケース、視認性の高いアラビアインデックス、スペード針・リーフ針などがデザインの特徴です。約40時間のパワーリザーブを備えた自社製ムーブメント「Cal.2460DT」は、ジュネーブシールの認定を受けており、ケースバックには「260th Anniversary」の刻印があります。世界限定625本のモデルとなりますので、人と違うモデルが欲しい方や、あまり見掛けないモデルがお好みの方におすすめしたい一本です。

⑦『マルタ マニュアルワインディング』「Ref.82230/000R-9963」

*出典元:https://www.vacheron-constantin.com/jp/ja/collections/malte/82230-000r-9963.html

2000年に発表され、滑らかなカーブを描く美しい曲線のトノー型ケースが特徴的なドレスウォッチ『マルタ』コレクション。その名の由来は【ヴァシュロンコンスタンタン】のアイデンティティとも言える、ブランドロゴの”マルタ十字”が元となっています。(※”マルタ十字”には忠誠心や素直さ、名誉などの意味が込められ、キリスト教の騎士修道会である「聖ヨハネ騎士団」の象徴として作られたマーク)トノー型の『マルタ』コレクションには、ムーンフェイズやトゥールビヨンを備えたモデルもありますが、上品な男性を演出したいなら、こちらのシンプルな三針が特にオススメです。人とは違った洗練された時計を求めている方にオススメしたい一本です。

⑧『トラディショナル』「Ref.82172/000P-9811」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vacheron_constantin/patrimony-155883/

1930年~1950年代のクラシカルウォッチに着想を得た意匠が特徴の『トラディショナル』は、2007年に『パトリモニー』の派生モデルとして登場しましたが、2014年には独立したコレクションとして位置付けられることとなりました。スモールセコンドを備えた38mmサイズのクラシカルなデザインのこちらは、ジュネーブシールを取得した手巻き式ムーブメント「Cal.4400AS」を搭載し、そのパワーリザーブは約65時間を誇ります。夜光塗料を塗布していないドルフィン針や、かつての懐中時計にも採用されていたレイルウェイサークル、時計の王道とも言えるシンプルなスモールセコンドのバランスは、美しいの一言に尽きますね。それに比して二次流通市場での評価は抑えられているので、クラシカルなドレスウォッチが欲しい方は狙い目の一本なのではないでしょうか。

⑨『オーヴァーシーズ クロノグラフ』「Ref.5500V/110A-B481」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vacheron_constantin/overseas-57/

2016年に第3世代のクロノグラフモデルとしてリリースされたこちらは、『オーヴァーシーズ』初となるシースルーバックを採用し、約5年の歳月を要したジュネーブシール取得の自社製ムーブメント「Cal.5200」が鑑賞できます。ケース径42.5mmと存在感がありながらも、スリーカウンターのインダイヤルなど、バランスの良いデザインによって、引き締まった印象となっています。工具を使わずワンタッチでストラップ交換が可能な「インターチェンジャブルシステム」を備え、利用シーンや季節によってSS(ステンレススチール)ブレスレット、アリゲーターストラップ、ラバーストラップへと容易に換装できるのも嬉しいポイントです。2022年10月の価格改定で、国内参考定価は462万円(税込)となりましたが、ブラック、シルバー文字盤の個体であれば、二次流通市場にて定価同等の金額で入手することもできる情勢になってきています。気になっていた方は、今のうちに押さえておいた方が良いかもしれませんね。

⑩『ヒストリーク 222』「Ref.4200H/222J-B935」

*出典元:https://www.vacheron-constantin.com/jp/ja/collections/historiques/4200h-222j-b935.html

1977年にブランド創立222年を記念して発表されたモデルを復刻したこちらは、2022年に開催された「Watches and Wonders Geneva 2022」において、一番の話題をさらったモデルではないでしょうか。ケース径37mmの通称”222 ジャンボ”と呼ばれたイエローゴールド製の「Ref.44018」に現代的な解釈を加え、ケース5時位置にはブランドの象徴といえる”マルタ十字”を取り付け、オリジナルの意匠を踏襲したデザインに、心躍る方も多かったかと思います。ムーブメントは、このモデルのために再設計された、”222″の刻印を施したローターを備えた「Cal.2455/2」を搭載しております。現在のところは、18KYG(イエローゴールド)仕様のみ販売されておりますが、ステンレス仕様の復刻や、新たな試みとしてチタン素材を使用するなどのサプライズがあるかもしれませんね。来たる「Watches and Wonders Geneva 2023」を楽しみに待ちましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

2022年は他に類を見ない、”三度の価格改定”が衝撃的でありましたが、1755年創業の伝統を守りつつ、ブランドの地位をさらに盤石にすべく取り組みを行なっている【ヴァシュロンコンスタンタン】。2023年に行われる予定の「Watches and Wonders Geneva 2023」では、どのようなサプライズを用意して私たちをワクワクさせてくれるのか、今から楽しみで仕方ありませんね!

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。

ではまた!

⇩《2022年10月改定》【ヴァシュロンコンスタンタン】”現行モデル定価表”も是非ご活用ください⇩

⇩【ヴァシュロンコンスタンタン】の腕時計とは?高価格の理由や魅力、定番モデルを解説!も是非ご活用ください⇩

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