【A.ランゲ&ゾーネ】の選び方!おすすめモデルもご紹介します!

世界五大時計ブランドの一角として、ドイツを代表する高級腕時計ブランド【A.ランゲ&ゾーネ】。ドイツの時計産業を作り上げてきた立役者であり、ムーブメントの美しさや故障の少なさなど、優れた時計作りの技術を持ったブランドとして、多くの時計愛好家からその支持を集めています。

本記事では、そんな【A.ランゲ&ゾーネ】を買いたいけれど選び方がわからないという方に向けてご紹介していきますので、「【A.ランゲ&ゾーネ】の時計がほしい」「高い買い物なので失敗したくない」などとお考えの方は、是非とも参考にしてみてください。

【A.ランゲ&ゾーネ】の分類

*出典元:https://www.alange-soehne.com/jp-ja/boutiques/europe/germany/dresden/a-lange-sohne-boutique-dresden

【A.ランゲ&ゾーネ】には大きく分けて、”スポーツモデル” と “ドレスモデル”の2種類がございます。近年の価格高騰を牽引しているのは”スポーツモデル”ではありますが、実は”ドレスモデル”の取り扱いの方が多く、根強い人気を誇っています。まずは各々どのようなモデルがあるのか、見ていきましょう。

スポーツモデル

*出典元:https://www.rolex.com/ja/world-of-rolex/motor-sports.html

【A.ランゲ&ゾーネ】と言えば、”ドレスモデル”をイメージする方も多いかと思いますが、実は近年になって”スポーツモデル”も製造し始めています。それまで”ドレスモデル”をメインに製造していたブランドがいきなり”ラグジュアリースポーツモデル”=通称”ラグスポ”モデルを製造するのは非常に困難だとも思われていましたが、そこはやはり高級腕時計界の中でも屈指の技術力を誇る【A.ランゲ&ゾーネ】。ケース・ブレスレットの形状や仕上げ方、高い視認性を兼ね備えた文字盤デザイン、最新モデルに比肩するムーブメント等、完成度が非常に高く、称賛を受けています。

スポーツモデルの種類
『オデュッセウス』など

ドレスモデル

*出典元:https://www.rolex.com/ja/world-of-rolex/the-arts.html

別名”クラシックモデル”などとも称される”ドレスモデル”ですが、同ブランドにはシンプルなデザインのモデルから、多機能でありながらも黄金比が採用されたことで非常に美しい作りとなっているモデルまで、幅広く取り扱いがございます。冠婚葬祭やパーティー等、フォーマルなシーンに合わせやすいクラシカルなものが多く、華麗で上品な雰囲気を演出してくれます。

ドレスモデルの種類
『ランゲ1』、『ツァイトヴェルク』、『サクソニア』、『1815』、『リヒャルト ランゲ』など

資産価値から選ぶ

まずは「同じ高級腕時計を買うならリセールバリューも考えたい」という方に、おすすめのモデルをご紹介していきます。

 

美しさと技術力が詰まった”ラグスポ”モデル『オデュッセウス』

*出典元:https://masterhorologer.com/2022/04/01/a-lange-sohne-odysseus-titanium-limited-edition/

2019年に発表された【A.ランゲ&ゾーネ】初となるSS(ステンレススチール)素材を使用したことで話題となった”ラグスポ”モデル『オデュッセウス』。こちらの写真のようにTI(チタン)素材を使用したモデルもあり、【A.ランゲ&ゾーネ】の技術力が詰まったモデルと言えますね。ギリシャ神話の叙事詩『オデュッセイア』の主人公に名前の由来を持ち、どんな過酷な旅にも耐えられる耐久性の高さを示しています。コマの動きが滑らかな5連ブレスレットは、長時間着用しても疲れにくい設計になっており、更には120m防水と優れた性能を備えているのも魅力です。『オデュッセウス』は、ブランドの中でも最もプレミアム価格となっているモデルですので、デザインや実用性だけでなく、資産性を重視する方にもおすすめです。

利用シーンから選ぶ

次にビジネス・プライベートなどの利用シーンを想定して購入したい方に、おすすめのモデルをご紹介いたします。

同ブランドのアイコンウォッチ『ランゲ1』

*出典元:https://www.thewatchindex.com/Dress-Watches/A-Lange-Sohne-Grand-Lange-1

1994年のブランド復興時に発表された『ランゲ1』。2019年には25周年記念モデルも発表され、大きな話題となりました。アシンメトリーの文字盤は、黄金比を用いて緻密にレイアウトされており、視認性も高くデザイン性と実用性を兼ね備えています。2015年にはムーブメントが刷新され第2世代へと進化し、数多く存在する”ドレスモデル”の中でも異色の存在感を放つことから、「他人と被らない時計がほしい」「時計好きにこそわかる時計がほしい」などとお考えの方には特におすすめの1本です。

正統派ドレスウォッチ『サクソニア』

*出典元:https://www.watcharena.com/watches/saxonia.html

『ランゲ1』とともに1994年に復刻コレクションとして発表された『サクソニア』。ブランドの中ではエントリーモデルに位置し、洋銀製のパーツ、4分の3プレート、テンプ受けのハンドエングレービングなど、【A.ランゲ&ゾーネ】ならではの特徴を持ちながらも、入手しやすい価格帯であることが魅力の1つです。クラシックでシンプルなデザインから、アウトサイズデイトやクロノグラフ、ムーンフェイズを搭載したデザインに凝ったモノまでバリエーション豊富に取り揃えられている為、好みのモデルが見つけやすいのではないでしょうか。

ブランドの強みから選ぶ

ここでは、【A.ランゲ&ゾーネ】の技術力が光る最高峰のモデルをご紹介いたします。

世界最高峰のクロノグラフ搭載『ダトグラフ』

*出典元:https://www.pinterest.jp/pin/sihh-2019-a-lange-shne-datograph-perpetual-tourbillon-pink-goldsalmon-dial-740056-specs-price–343188434103162874/

『サクソニア』の派生モデルとして登場した『ダトグラフ』ですが、今では独立したコレクションとして存在感を放っています。その特徴は、”世界最高峰のクロノグラフ”とも称される、多機能クロノグラフを搭載している点。クロノグラフを作動させてから60秒が経過すると、60秒ジャストの位置で積算計の目盛りが動く仕組みとなっている、”プレシジョンジャンピングミニッツカウンター”が搭載されています。通常のクロノグラフは、60秒前後で目盛りが動き出すため、この60秒ぴったりに動く正確さは唯一無二です。それに加えて”フライバック機能”をも備えていながら、文字盤はスッキリとまとまっているというデザイン性の高さも評価を獲得している理由の1つです。【A.ランゲ&ゾーネ】の優れた時計技術を体感したいという方におすすめのモデルです。

機械式とデジタル式が融合した『ツァイトヴェルク』

*出典元:https://masterhorologer.com/2021/10/25/a-lange-sohne-zeitwerk-honeygold-lumen-limited-edition/

2009年に発表され、機械式時計ながらもデジタル式の時分表示を備えた『ツァイトヴェルク』。過去にも同様のコンセプトの時計は存在しましたが、時刻の切り替えを瞬時に行えるのは、『ツァイトヴェルク』しかありません。文字盤9時位置に”時”、3時位置に”分”の表示を備えており、数字を記したディスクを切り替えることで、時間を示します。400個以上の部品から成り立つ手巻きムーブメントを搭載しており、シースルーバックからは美しいムーブメントを鑑賞できます。高い技術力とオリジナリティの高いデザイン双方を楽しめるモデルとなっています。

おすすめ【A.ランゲ&ゾーネ】5選

ここからは前述の内容も踏まえたうえで、おすすめしたい【A.ランゲ&ゾーネ】の時計を5本ご紹介します。

①『オデュッセウス』「Ref.363.179」

2019年に発表された同ブランド初となる、SS(ステンレススチール)素材の”ラグスポ”モデル『オデュッセウス』「Ref.363.179」。

ミドルケース、ベゼル、ケースバックの3ピース構造を採用したことで、120m防水を実現しています。18KWG(ホワイトゴールド)の針、インデックスが映えるダークブルーの文字盤3時位置には、大きなアウトサイズデイトが配され、デザイン性のみならず視認性にも優れております。【A.ランゲ&ゾーネ】のコレクションの中でも最も価格が高騰しているモデルであり、デザイン性や機能性はもちろん、資産性としても優秀な1本と言えるでしょう。

②『ランゲ1』「Ref.191.032」

2015年にモデルチェンジを遂げた『ランゲ1』「Ref.191.032」。

前モデルよりもベゼルとラグが一回り小さくなり、デザインこそ大きくは変わっておりませんが、ムーブメントの進化(負担の少ない自社製ヒゲゼンマイ)や、一瞬で日付表示を切り替えられるアウトサイズデイトなど、最新の技術が盛り込まれています。シースルーバックからは、4分の3プレートと、美しい装飾が施されたムーブメントを堪能することができ、大人の品格や風格を表現するのに最適なモデルです。

③『サクソニア フラッハ』「Ref.201.027」

極限まで無駄を排したシンプルな文字盤が特徴の『サクソニア』「Ref.210.027」。

ケースサイズ37mm、厚さ僅か5.9mmと、日本人の腕周りには最適なサイズ感のこちらは、約72時間のパワーリザーブを誇る自社製手巻きムーブメント「Cal.L093.1」を搭載しており、その美しい仕上がりをケースバックから鑑賞することが出来ます。スーツやフォーマルシーンにおいて、スマートに着用したいとお考えの方に是非おすすめしたい1本です。

④『ダトグラフ アップ/ダウン』「Ref.405.035」

『ダトグラフ』にパワーリザーブ表示機能を追加し、2012年にリニューアルを果たした『ダトグラフ アップ/ダウン』「Ref.405.035」。

“フライバッククロノグラフ”や”プレシジョンジャンピングミニッツカウンター”など、優れた機能性を誇るこちらは、文字盤に”アウトサイズデイト”、”ミニッツカウンター”、”スモールセコンド”を備えながらも、スッキリとした仕上がりとなっており、優れた視認性も確保しています。【A.ランゲ&ゾーネ】の技術力の高さを体感したい方におすすめの1本です。

⑤『1815』「Ref.206.025」

同ブランドの特徴でもある、ブルースチールの針にアラビアインデックス、レイルウェイミニッツを採用した『1815』「Ref.206.025」。

PT(プラチナ)ケースにシンプルな3針のこちらは、、かつての懐中時計を思わせるクラシカルな意匠が特徴です。シースルーバックからは、伝統的とも言えるテンプ受けのエングレービングや、研磨が施された4分の3プレートなどを鑑賞いただけます。”ファーストドレスウォッチ”をお探しの方に、是非手に取っていただきたいモデルです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

数多の腕時計愛好家が愛して止まない【A.ランゲ&ゾーネ】。モデルによって特徴やデザインは大きく異なりますので、資産性や利用シーン、ブランドの強みなど、さまざまな観点から、ご自身好みの一本を見つけてみてください。

また、「このモデルはどうなの?」等、ご不明な点がございましたら、是非当店までお気軽にお問合せください。

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