【2022年最新版】機械式腕時計 ”チューダー(チュードル)のおすすめモデル10選”

皆さま、こんにちは。

本日は、【2022年最新版】機械式腕時計 “チューダー(チュードル)のおすすめモデル10選”をお送りしたいと思います。

2022年の新作も、【ロレックス】をリスペクトしつつ、【チューダー(チュードル)】らしさを取り入れたモデルが多く発表されました。近年、過去の名作にフォーカスを充てた復刻モデルも出すなど、その人気はますます安定的になったように感じます。また、【ロレックス】と同様に、正規店で人気モデルを入手することが難しくなってきており、プレミアムがついているモデルも少なくありません。

今回は、そんな今後の動向も楽しみな【チューダー(チュードル)】の2022年新作、ディスコンモデルを含めながら、本当におすすめしたいと思うモデルを厳選して紹介していきたいと思います。是非とも最後までお楽しみください。

⇩2021年”チューダー(チュードル)おすすめモデル8選”も、この機会に是非ご視聴ください⇩

①『レンジャー』「Ref.79950-0001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/tudor/ranger-227109/

参考定価:371,800円(税込)

1952年~1954年にかけて実施された、英国海軍による北グリーンランド遠征探検の70周年を記念して、2022年の新作としてリリースされたこちらは、オリジナルモデルの意匠を随所に取り入れつつ、現代的に解釈したデザインの一本。1960年代に製造されていた『レンジャー』のオリジナルモデル「Ref.7995」はケース径が34mmと、現代の標準サイズからするとやや小さいものでしたが、今回の復刻ではケース径が39mmにブラッシュアップされました。ムーブメントは「Cal.MT5402」を採用し、約70時間のパワーリザーブとシリコン製ヒゲゼンマイを備えたスペックもポイントですね。ブレスレット、レザーストラップ、ファブリックストラップの三種類で展開されていますが、オススメはブレスレット仕様。工具不要で簡単に微調整が可能な「T-fit クイックアジャストクラスプ」を採用しており、8mmの長さを5段階で調整することが可能となっています。秒針先端の赤色が差し色となり、夜光の色目と6時位置の「RANGER」ロゴのみのシンプルなデザインが、ヴィンテージらしい雰囲気を醸し出しています。価格もこなれており、デイリーユースにイチオシのモデルです。

②『ブラックベイ プロ』「Ref.79470-0001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/tudor/blackbay-pro-218532/

参考定価:486,200円(税込)

【ロレックス】『エクスプローラーII』の初代「Ref.1655」を彷彿とさせるこちらは、2022年の「Watches&Wonders Geneve 2022」で発表され、通称「イカ針(スノーフレーク)」を採用し、【チューダー(チュードル)】らしさを兼ね備えた人気モデルです。オレンジ色のGMT針、ベゼルデザイン、ドーム型サファイアクリスタル、トリチウムを連想させる夜光の色目など、ヴィンテージ感溢れるその意匠は、発表当時大きな話題となりましたね。搭載ムーブメントは、2018年にペプシカラーで登場した『ブラックベイ GMT』にも搭載されている自社製自動巻きムーブメント「Cal.MT5652」。昨今の人気モデルは、そのデザイン的な美しさと高級感を出すために鏡面仕上げが施されていることが多いですが、サテン仕上げを基調としたケース・ブレスレットは、キズが目立ちにくく、ガシガシ使う方のデイリーユースにぴったりだと思います。正規店でなかなか手に入りづらい状況が続いておりますが、コストパフォーマンスに優れたモデルですので、是非おすすめしたい一本です。

③『サブマリーナー』「Ref.79090」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/tudor/submariner-203703/

1989年に発売された第3世代の『サブマリーナー』で、「Ref.79190」とともに【ロレックス】のパーツを使用した最後のモデルとされ、『チューサブ』の愛称で親しまれているこちらは、ケース・ブレスレットにステンレス素材を使用しながら、【ロレックス】には無い、ベゼルとダイヤルに”ブルー”を採用した人気モデルです。ベンツ針、ロリポップ秒針、トリチウムインデックス、【ロレックス】から供給されていた裏蓋(ORIGINAL OYSTER CASE BY ROLEX GENEVE 刻印)とクラウンリューズが特徴の一本で、腕馴染みの良い39mmのケースは、現在の『ブラックベイ フィフティ―エイト』にも受け継がれています。ムーブメントは安定性に定評のあるETA社製「Cal.2824-2」を搭載。経年変化により褪色(ゴーストベゼル化)した個体なども存在し、セミヴィンテージの雰囲気を存分に味わえる点も魅力で、良個体の流通量も少なくなってきております。価格もじわじわと上昇しており、お探しの方は早めに押さえておくことをオススメいたします。

④『クロノタイム』「Ref.79160」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/tudor/chronotime-238503/

【チューダー(チュードル)】のクロノグラフ第3世代として登場し、そのケース形状から「ビッグブロック」や「カマボコ」の愛称で親しまれているこちらも、「Ref.79090」同様に【ロレックス】から供給されていた裏蓋(ORIGINAL OYSTER CASE BY ROLEX GENEVE 刻印)とクラウンリューズが特徴のモデルです。手巻き『デイトナ』を彷彿とさせるようなクラシックなデザインで、現在も根強い人気を誇っています。クロノタイムシリーズのベゼルは、プラスチックタキメーターベゼル、回転ベゼル、ステンレスベゼルの3種類展開。ダイヤルカラーもシルバー、ブラック、ホワイトの3色展開で、大きく前期型と後期型に分かれ、カレンダーディスクの枠やインデックスの形状などに違いがあります。汎用ながら信頼性の高いバルジュー「Cal.7750」は、今後のメンテナンスも安心のムーヴメントですね。一時期に比べて相場が高騰していますが、【チューダー(チュードル)】人気の上昇とセミヴィンテージへの注目によって、さらに評価が入ってくると思われます。将来性を含めてオススメの一本です。

⑤『クロノタイム』「Ref.79260」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/tudor/chronotime-232259/

無骨なカマボコケース(ビッグブロック)から、【ロレックス】の人気モデル『デイトナ』に近い流線形フォルムに変更されているこちらは、【ロレックス】の裏蓋とリューズが使用され、ダイヤルが「OYSTER DATE」表記になっている初期個体です。初期の個体に関しては、1~2年ほどしか生産されていなかったとも言われており、流通量は非常に少ない印象です。「Ref.79260」はその後「PRINCE DATE」表記となり、裏蓋、リューズともに【チューダー(チュードル)】仕様のものに変更されています。こちらも、タキメーターベゼル、回転ベゼル、ステンレスベゼルの3種類展開。「Ref.79160」のタキメーターベゼルがプラスチック製なのに対し、「Ref.79260」はアルミニウム製に変更されています。人気の仕様で言うと、タキメーターベゼル>ステンレスベゼル>回転ベゼル。ダイヤルカラーはブラック>シルバー>ホワイトの順だと思いますが、お好みの組み合わせを探すのも楽しみのひとつですね。個性的なラインアップとして、ダイヤルに「TIGER」表記があり、カラフルなダイヤルカラーが楽しい、名プロゴルファー”タイガーウッズ”とのコラボレーションモデルも存在します。

⑥『ブラックベイ GMT』「Ref.79833MN-0001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/tudor/blackbay-gmt-217757/

参考定価:678,700円(税込)

【ロレックス】『GMTマスターⅡ』の人気コンビモデル「Ref.126711CHNR」を彷彿とさせるこちらは、2022年にリリースされた、GMT機能を搭載した人気モデルです。18Kイエローゴールドを使用しながらリーズナブルな価格設定となっており、コストパフォーマンスに優れている点は非常に嬉しいところ。リューズやベゼルなど、部分的に18Kイエローゴールドを使用することで、上手くコストを抑えた工夫は【チューダー(チュードル)】ならではですね。クロノメーター認定を受けている自社開発・製造した新世代ムーブメント「Cal.MT5652」を搭載し、70時間のパワーリザーブが実用性にも優れた一本となっています。41mmのケース径と、カマボコケースを想起させる形状が特徴でもあり、コンビネーションの配色が大人の色気を醸し出す、おすすめモデルです。

⑦『ブラックベイ フィフティエイト』「Ref.79010SG-0001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/tudor/blackbay-199435/

参考定価:539,000(税込)

1958年モデルの復刻デザインとして、2021年に発表された素材に「シルバー925」を採用したこちらは、初期の【チューダー(チュードル)】ダイバーズウォッチからインスパイアを受けた、ドーム型ダイヤルとサファイアクリスタルを備えております。現行のロゴである「盾」マークをダイヤルにプリントし、リューズにはブランド名に由来する「バラ」が刻印されているのもポイントですね。「シルバー925」は、ケース、リューズ、尾錠に用いられ、ブラウンがかったグレーの”トープカラー”とのコントラストがとても美しいです。ムーブメントは70時間のパワーリザーブを誇る「Cal.MT5400」を搭載し、シースルーバックから鑑賞することができます。シルバーは繊細な素材の為、ブレスレット仕様はリリースされておりませんが、ラグの形状は『ブラックベイ フィフティエイト』ステンレスモデルと同様。純正・社外製問わず、ステンレスブレスレットに換装して使用されるのも面白いかもしれませんね。シルバーの経年変化も楽しめるおすすめの一本です。

⑧『ブラックベイ クロノ』「Ref.79360N-0002」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/tudor/blackbay-chrono-238240/

参考定価:646,800円(税込)

こちらは2021年に発表された、ブラックのアルミニウムベゼルと2カウンターインダイヤルのコントラストが”パンダ”配色となっている人気モデル。41mmの無骨なケースを携えたクロノグラフは、『クロノタイム』や【ロレックス】『デイトナ』を彷彿とさせるデザインとなっています。ムーブメントは既にディスコンになっている「Ref.79350」と同じ「Cal.MT5813」を搭載し、約70時間のパワーリザーブを備えています。「Ref.79360」はブレスレット、ブンドストラップ、ファブリックストラップの3種類で展開されていますが、オススメは汎用性の高いブレスレット仕様です。ダイヤルカラーは通称”パンダダイヤル”と呼ばれるホワイトと、精悍な顔つきのブラックがあります。当店でも根強い人気を誇るモデルで、価格も安定しており、おすすめの一本となります。

⑨『ブラックベイ P01』「Ref.70150-0001」

*出典元:https://www.tudorwatch.com/ja/watches/black-bay-p01/m70150-0001

参考定価:499,400円(税込)

1950年代後半から、アメリカ海軍にダイバーズウォッチ(サブマリーナー)を供給していた【チューダー(チュードル)】は、アメリカ政府が要求するスペックを満たすため、1967年から新しいダイバーズウォッチの開発を始めました。これは”Commando”というコードネームを持ったプロジェクトで、日の目を見ることはありませんでしたが、2019年にそのプロトタイプを基に、およそ50年の年月を経て『ブラックベイ P01』としてリリースされました。何より特徴的なのが、時計への衝撃を軽減するため4時位置に配されたリューズと、ヒンジ仕様のエンドリンクでしょう。接合部をカバーするとともに、ベゼル部分を分解しやすくするという工夫が凝らされており、両方向回転ベゼルをロックするシステムも備えています。ストラップも『ブラックベイ P01』のために開発されたレザーとラバーのハイブリッドストラップを採用しています。少し独特なデザインと意匠になっていますので、人と被りたくない【チューダー(チュードル)】好きの方におすすめしたいモデルです。

⑩『ペラゴス 39』「Ref.25407N-0001」

*出典元:https://www.tudorwatch.com/ja/watches/pelagos/m25407n-0001

参考定価:537,900円(税込)

ジュネーブ・ウォッチ・デイズ(Geneva Watch Days)の開催に合わせたかのようにリリースされた、2022年9月発表のこちらは、【チューダー(チュードル)】でも人気の39mmサイズとなっており、素材には軽量でアレルギーにも配慮されたチタンを採用し、フルサテン仕上げが施されているモデルです。搭載ムーブメント「Cal.MT5400」は、およそ70時間のパワーリザーブを誇り、ベゼルはブラックセラミック製で、デイト表示がないシンプルなダイヤルデザインが特徴です。ブレスレットには、工具不要で簡単に微調整が可能な「T-fit クイックアジャストクラスプ」を採用し、8mmの長さを5段階で調整することが可能となっているだけでなく、クラスプ部分にはウエットスーツの上からも着用できるように25mmのエクステンションリンクが備えられています。加えて、チタニウム製のエンドリンクを用いて取り付け可能なブラックラバーストラップとチタニウム製バックルも付属しています。このブラックラバーストラップ、【ロレックス】のオイスターフレックスを連想させるデザインでカッコイイです。良いところを取り入れることが非常に上手い【チューダー(チュードル)】ならではと思われた方も多いのではないでしょうか。今後、『ブラックベイ』などにもラバーストラップ仕様の選択肢を増やしてくれたら嬉しいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

どのモデルをとっても、価格良し、デザイン良し、機能良しと、三拍子揃っていたかと思いますが、特に現行モデルは、”ガシガシ使える”デイリーユースにオススメの時計ばかりです。そしてその現行モデルが人気になるにつれて【チューダー(チュードル)】も、【ロレックス】同様にヴィンテージやセミヴィンテージモデルに、今後ますます注目が集まると思います。そのあたりも、楽しみがたくさんですね。

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。

ではまた!

⇩《2022年8月度版》【チューダー(チュードル)】現行モデル定価表も是非ご活用ください⇩

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