徹底比較!!
【ロレックス】『デイトナ』
【オメガ】『スピードマスター』

みなさま、こんばんは!

クロノグラフ搭載モデルとして、世界中で人気を博している【ロレックス】『デイトナ』と【オメガ】『スピードマスター』。それぞれブランドの顔として、その名を冠した様々なモデルが登場しており、そのどれもが高い人気を誇り、高級腕時計に興味がある方であれば、誰しもが一度は憧れを抱いたことがあるのではないかと思います。しかし一方で、「どれを選べば良いの?」「どんな違いがあるの?」といった声もちらほら、、、

そこで今回は、

デイトナスピードマスター

こちらの2モデルを複数の観点から比較し、それぞれどのような特徴があるのか紐解いていきたいと思います。購入に向けて検討している方はもちろんのこと、既にお持ちの方も、本記事をご覧いただき、より愛着を持っていただければと思います。ぜひ最後までご覧ください。

歴史

【ロレックス】『デイトナ』

1963年、カーレーサーの為に特徴的なベゼルのタキメーターを備えて誕生した『デイトナ』。ヴィンテージ市場で高い人気を誇る初代~3代目、傑作とも称されている【ゼニス】社の”エルプリメロ”ムーブメント搭載の4代目、【ロレックス】悲願の自社製クロノグラフムーブメント「Cal.4130」を搭載した5代目、過去最高傑作との呼び声も高い程のデザインが確立された6代目と、その全ての世代が高い人気を誇り、それぞれに様々な特徴を有しています。

そして2023年。『デイトナ』生誕60周年という節目に、最新モデルの「Ref.126500LN」が発表されました。常に高級腕時計業界の話題の中心にあり、注目を集め続け、その勢いは今後更に加速していくのではないでしょうか。

【オメガ】『スピードマスター』

1965年、NASAの公式備品として採用されて以来、さまざまな宇宙空間でのミッションに使用されてきた『スピードマスター』。1969年には人類初の月面着陸時に携行され、一躍《ムーンウォッチ》として広く知られるようになりました。その後もアポロ13号の窮地を救ったとして、NASAの最高賞でもある”スヌーピーアワード”を受賞するなど、【オメガ】にとって欠かせない存在(=モデル)として認知され続けています。

機能性

機能性については、同スペックのモデルを基に考察していきましょう。

対象モデル
【ロレックス】『デイトナ』⇒「Ref.116500LN」
【オメガ】『スピードマスター キャリバー321』⇒「Ref.311.30.40.30.01.001」

❶タキメーター

タキメーターの目盛り

デイトナ400km
スピードマスター500km

時速計測用のタキメーターが、『デイトナ』は時速400kmまで計測可能なのに対し、『スピードマスター』では、500kmまでの計測が可能となっています。もちろん、一般の方がこの時速を出すことはありませんので、機能としては両者共に十分ではありますね。

❷ムーブメント

駆動方式

デイトナ自動巻き
スピードマスター手巻き

パワーリザーブ

デイトナ約72時間
スピードマスター約55時間

『デイトナ』には自動巻ムーブメントが搭載されており、そのパワーリザーブは約72時間。対して『スピードマスター』には手巻きムーブメントが搭載されており、パワーリザーブは約50時間と、使い勝手で言えば『デイトナ』に軍配が上がります。

❸防水性

防水性

デイトナ100m
スピードマスター50m

『デイトナ』はリューズやプッシャーがねじ込み式となっていることで、100mの防水性を誇ります。対して『スピードマスター』はねじ込み式ではないため、50mの防水性と、こちらも『デイトナ』に軍配が上がります。しかしながら、普段使いにはほぼ影響が無く、どちらも十分な防水性といえるのではないでしょうか。

デザイン性

【ロレックス】『デイトナ』

文字盤に設けられた3つのインダイヤルとベゼルのタキメーターは、継承され続けている普遍的なデザインです。時計の表情を決めるひとつの要素でもあるベゼルには、プラスチックやステンレスが採用されてきましたが、代目『デイトナ』からはセラミックを採用したことで精悍な顔つきとなり、より多くの人から愛されるデザインへと進化を遂げています。また、文字盤のバリエーションも豊富で、シンプルなカラーリングのモノから、宝飾で彩られた華やかな印象のモノまで、様々に選べるのも魅力的なポイントです。

【オメガ】『スピードマスター』

基幹モデルに関しては、登場時のデザインを踏襲する形で進化しており、細かなところでは最新技術を数多く盛り込んでいますが、デザインだけで見比べると過去のモデルと最新作とで、大きくは変化がないように見えます。しかしながら『スピードマスター』には、映画”007″やアニメ”スヌーピー”、”ウルトラマン”など、様々なコラボレーションモデルが存在しているため、『デイトナ』よりもさらにデザインの幅は広いと言えるでしょう。

資産性

資産性については、同スペックのモデルの販売価格を基に考察していきましょう。

対象モデル
【ロレックス】『デイトナ』⇒「Ref.116500LN」
【オメガ】『スピードマスター キャリバー321』⇒「Ref.311.30.40.30.01.001」

❶定価

定価

デイトナ Ref.116500LN 黒文字盤1,757,800円
スピードマスター キャリバー Ref.311.30.40.30.01.0012,376,000円

❷二次流通価格※10/15時点

二次流通価格

デイトナ Ref.116500LN 黒文字盤約4,400,000
スピードマスター キャリバー321 Ref.311.30.40.30.01.001約2,700,000円

高級腕時計ブランドのなかで、【ロレックス】自体のリセールバリューが高い傾向にある中、『デイトナ』はその中でも群を抜いて高いモデルです。そのため、資産性に関しては『デイトナ』に軍配が上がるでしょう。『スピードマスター』は人気・知名度ともに非常に高くなっていますが、『デイトナ』と比較すると、リセールバリューは落ち着いた印象です。

コストパフォーマンス

圧倒的な資産性を誇る『デイトナ』ですが、なかなか手が届かないというのも事実で、今後も一時的な下落はあるものの、この人気っぷりを見る限り、価格は下がることなく上昇していくことが予想されます。純粋な時計としての機能性を考えると、コストパフォーマンスが良いとは言い難いでしょう。

一方で、NASAからも認められ、”ムーンウォッチ”との異名を持つ『スピードマスター』は、二次流通市場での価格は落ち着いており、高機能性を備えていますので、コストパフォーマンスで見ると優れていると言えるのではないでしょうか。

まとめ

【ロレックス】『デイトナ』vs【オメガ】『スピードマスター』を比較してみましたが、いかがでしたでしょうか。

高い資産性を持つ『デイトナ』と、優れたコストパフォーマンスを誇る『スピードマスター』には、それぞれに違った魅力がございます。そのため、ご自身が腕時計に求めるモノを今一度考えた上で選ばれるのが良いでしょう。

今回も、本記事を見ていただいたことで高級腕時計に興味を持っていただければ幸いです!

ではまた!

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