阿部泰治のパテック論 ~第201回~
上品でゴージャスな
『アニュアルカレンダー クロノグラフ』をご紹介!!

みなさん、こんばんは。

前回のパテック論にて、惜しくも生産終了が決まってしまったモデルをご紹介いたしましたが、気が付けばあと1ヶ月強で、待望の新作発表会でもある「Watches and Wonders Geneve 2024」が開催となります。個人的には、『ノーチラス』や『アクアノート』、はたまた『カラトラバ』の新作が発表されるのでは?と、とても楽しみにしております。みなさまにおかれましても、色々と想像を膨らませながら、その時を待ちましょう!!

さて今回は、久しぶりの入荷となった上品かつゴージャスな”あの”モデルをご紹介したいと思います。ぜひ最後までご覧ください!

「Ref.5961P-001」
『アニュアルカレンダー クロノグラフ』PT

至る所にダイヤモンドを散りばめて2011年に登場した『アニュアルカレンダー クロノグラフ』「Ref.5691P-001」。

美しいマットブルーオパーリン文字盤のインデックス、ベゼル、フォールディングバックルと、これでもかという程のダイヤモンドが配されたゴージャスなモデルとなっております。現行モデルとしてラインアップされておりますが、市場での出回りが比較的少ない状態が続いている一本です。

“ダイヤモンド”と聞くと、煌びやかで派手なイメージを持つ人が多いと思いますが、上品さをしっかりとキープしており、吸い込まれるような魅力を有した仕上がりとなっております。マットブルーオパーリン文字盤の色味は落ち着いた印象を受けますが、インデックスにバゲットカットのダイヤモンドがセットされたことで、ラグジュアリーな雰囲気となっています。

【パテックフィリップ】のモデル中でベゼルにダイヤモンドが配されたモデルはこれまでにも存在しておりますが、このモデルはどの角度から見ても美しく、まさに「Top of the top」と呼ぶに相応しい一本。ベゼルには約3.48カラット、文字盤インデックスには0.23カラット、PT(プラチナ)製のフォールディングバックルには0.97カラットのダイヤモンドを使用しておりますので、もはや”宝石”と言っても過言ではないかと思います。

ちなみに、バックルの価格を昔メーカーに聞いたことがあるのですが、その当時で300万円以上すると言われてビックリしたのを覚えています。現在では幾らするのか、、、考えるだけでも末恐ろしいです。(笑)

2006年に発表された、画期的な自動巻クロノグラフムーブメント「Cal.CH28-520」を搭載していますが、こちらはクロノグラフ針を容易にセット可能とするフライバック機能や、アニュアルカレンダー機構を備えた優れモノ。多様な機能を搭載していることで、13.53mmとケースには多少の厚みが出ますが、重厚感やインパクトがある点はプラスかと思います。

またカレンダーの調整も至って簡単で、ケースサイド9時から10時位置にある三箇所の調整ボタンを押すことにより、容易に変更可能となっております。※上のボタンが2時位置の月、真ん中のボタンが12時位置の日付、下のボタンが10時位置の曜日の調整になっています。

使用による微細なスレや目立たない程度の小キズこそございますが、ほとんど着用がされていない美品となっております。また、保証書こそ付属しておりませんが、市場での出回りが極めて少ないモデルで、販売価格も抑えられていますので、非常にオススメです。

気になる販売価格は、21,780,000円(税込)

商品詳細をご覧になりたい方はこちら

一度着用してみると、この素晴らしさをより実感いただけます。ぜひとも店頭にいらしてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

2024年に入ってから【パテックフィリップ】のモデルが数多く入荷しておりますが、総じて人気モデル、または販売価格が抑えられている個体の回転が速い印象がございます。今回ご紹介させていただいた時計も、状態・価格含めて、すぐに旅立ってしまうことが予想されます。検討されていた方は、本当にお早目のご連絡をお待ちしております。

引き続き、みなさまにとって有益な情報を少しでも多くお伝えしていければと思いますので、次回のパテック論を楽しみにお待ちください。

ではまた!

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