【2022年度版】【パテックフィリップ】年間売上本数ランキング

今回は、2022年の売上データ(2022年1月~2022年12月)を集計し、コミット銀座(以下、当店)で最も売れた【パテックフィリップ】をランキング形式で10本ご紹介していきたいと思います。皆様もランキングを想像しながら、楽しんでご覧いただければと思います。ぜひ最後までお付き合いください。

第10位
『カラトラバ』「Ref.5196R-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/calatrava/calatrava-262325/

第10位は、ドレスウォッチの代名詞であり、数ある【パテックフィリップ】のモデルの中でも世代問わず屈指の人気を誇る『カラトラバ』から、「Ref.5196R」がランクイン。2004年に発表された「Ref.5196」は、2022年に惜しまれつつも、ディスコン(廃盤)となってしまった人気モデルです。YG(イエローゴールド)、RG(ローズゴールド)、WG(ホワイトゴールド)、PT(プラチナ)の4素材で展開されていますが、こちらのRG(ローズゴールド)モデルは金無垢でありながらも、温かい印象かつ上品な色目となっている為、着用シーンを選ばずにご利用いただくことが出来ます。ドレスウォッチをお探しの方には是非とも一度は着けていただきたい至極の一品です。

第9位
『アクアノート トラベルタイム』「Ref.5164A-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/aquanaut/aquanaut-258339/

第9位には、2011年登場のSS(ステンレススチール)ケース仕様『アクアノート トラベルタイム』「Ref.5164A-001」がランクイン。”トラベルタイム機能”を有したムーブメント「Cal.324 S C FUS」を搭載しており、2つのタイムゾーンを同時に表示することが可能となっています。また、インパクトがある40.8mmのケース径×10.2mmのケース厚、ブラック・エンボス加工が施されたダイヤルは、主張が控えめながらも存在感抜群となっております。ブラックポリマー製のトロピカルバンドは、良い意味でスポーティーな雰囲気を演出してくれており、オンオフ問わず着用いただける点が、人気足る所以かと思います。

第8位
『ノーチラス アニュアルカレンダー ムーンフェイズ』「Ref.5726A-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-266240/

第8位には、2010年発表のSS(ステンレススチール)×アリゲーターストラップ×”年次カレンダー機能”搭載の『ノーチラス アニュアルカレンダー』「Ref.5726A-001」がランクイン。11.3mmと、迫力あるケース厚になっていますが、素材にSS(ステンレススチール)を使用することで着用感を配慮した仕様となっています。SS(ステンレススチール)×アリゲーターストラップ仕様の『ノーチラス』は、こちらのモデルしか存在していないこと、また、シンプルな三針『ノーチラス』のプレミアム価格と比べ、お得感のある価格設定となっていたことが、注目された主な要因なのではと思います。日常使いを念頭に置くと、SS(ステンレススチール)素材を第一の選択肢に選ばれる方も多く、このランクインは順当な結果であると言えますね。

第7位
『カラトラバ』「Ref.5196G-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/calatrava/calatrava-251054/

第7位は、第10位の『カラトラバ』「Ref.5196R」の素材違いである「Ref.5196G」がランクイン。嫌みがなく、スマートで上品なカラーリングのWG(ホワイトゴールド)は、PT(プラチナ)とともに高い人気を誇ります。プレミアム感が強い人気ラグジュアリースポーツモデルと比べて、雲上モデルの中でも比較的手にしやすい価格帯であることや、2022年にディスコン(廃盤)となった影響も相まり、今後更に注目が集まってくることが予想されます。

第6位
『ノーチラス プチコンプリケーション』「Ref.5712/1A-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-petit-complication-238962/

第6位には、『ノーチラス』生誕30周年記念となる2006年に発表された『ノーチラス プチコンプリケーション』「Ref.5712/1A-001」がランクイン。2005年の発売から僅か1年でディスコン(廃盤)となった前モデル「Ref.3712/1A-001」から、デザインやムーブメント自体の変更はされておらず、ムーブメントの規格が「ジュネーブ・シール」から「パテック・シール」へ、ブレスレットのコマはネジ式から叩いて抜くピン式へと変更になっています。第8位の『ノーチラス アニュアルカレンダー』同様に、三針『ノーチラス』のプレミアム価格と比べ、お得感のある価格設定となっていたことが、注目された主な要因なのではと思います。人気の『ノーチラス』で、更には複雑機構も搭載されていますので、男性なら一度は手にしたいと思わせてくれるモデルなのではないでしょうか。

第5位
『アクアノート』「Ref.5167R-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/aquanaut/aquanaut-x-large-225782/

第5位は、人気、知名度ともに【パテックフィリップ】でも1、2位を争う『アクアノート』から、2009年のバーゼルワールドにて登場した、RG(ローズゴールド)製の三針モデル「Ref.5167R-001」がランクイン。光沢感のあるブラウン・エンボス文字盤と、RG(ローズゴールド)ケースとの色味が相まって、スポーティーでありながらも、高級感のある上品な仕上がりとなっています。『アクアノート』は多様な機能を備えたモデルがラインアップされていますが、デイトのみの三針モデルは飽きが来ず、長く使うことが出来る人気個体となっています。SS(ステンレス)モデルと比べるとプレミアム感が多少抑えられている点も人気を後押ししたのではないでしょうか。

第4位
『アクアノート』「Ref.5167/1A-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/aquanaut/aquanaut-x-large-262943/

第4位には、2008年に追加発表されたSS(ステンレススチール)ブレスレット仕様の『アクアノート』「Ref.5167/1A-001」がランクイン。『アクアノート』と聞くと、トロピカルバンド(ラバーストラップ)の仕様を連想される方が多い印象ではありますが、ブレスレット仕様はトロピカルバンドに比べラグジュアリー感があり、使い勝手も良くなっております。高騰していた一時期に比べ、資産価値を保ちながらも市場価格は多少落ち着いている印象ですので、その点も購入の後押しとなり、上位にランクインしたのではと思います。

第3位
『カラトラバ パイロット トラベルタイム』「Ref.5524G-001

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/calatrava/calatrava-pilot-travel-time-263656/

第3位には、2015年のバーゼルワールドで話題となった『カラトラバ パイロット トラベルタイム』「Ref.5524G-001」がランクイン。1930年代に作られていたアヴィエーターウォッチの伝統へのオマージュとして製作されたこちらのモデルは、【パテックフィリップ】のドレスウォッチらしさとは一線を画し、スポーティーでカジュアルな印象を持ち合わせたコンプリケーションモデルです。ニス塗装されたマット調のダイヤルはネイビーブルーに近いカラーリングとなっており、上品なカーフストラップとの組み合わせが、非常に斬新な印象のモデルとなっております。素材にRG(ローズゴールド)を使用した「Ref.5524R-001」も上品な色目でもちろん魅力的なのですが、ビジネスユースも踏まえてWG(ホワイトゴールド)製をチョイスされる方が多かったのかもしれませんね。

第2位
『ノーチラス』「Ref.5711/1A」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/nautilus/nautilus-260234/

第2位には、2006年に『ノーチラス』生誕30周年記念として発表され、2022年初にディスコン(廃盤)が発表されたSS(ステンレススチール)製の「Ref.5711/1A」がランクイン。中でも、2019年にマイナーチェンジされ、ハック機能が追加された新ムーブメント「Cal.26-330SC」を搭載した高年式個体は特に探されている方が多かった印象です。ちなみに、2021年発表のグリーンダイヤル「Ref.5711/1A-014」、ティファニーとのダブルネーム「Ref.5711/1A-018」を最後に、SS(ステンレススチール)製の『ノーチラス』がディスコン(廃盤)となりましたが、2022年にはWG(ホワイトゴールド)を採用した「Ref.5811/1G」が新たに発表され、大きな話題となりましたね。使い勝手や流通量の少なさを考えると、SS(ステンレススチール)製を手にするチャンスは今後更に少なくなっていくことが予想されますので、手にしたいとお考えの方は早めにお探しいただくことをオススメいたします。

第1位
『アクアノート』「Ref.5167A-001」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/patek_philippe/aquanaut/aquanaut-245952/

栄えある第1位には、2007年の発表以来、今もなお販売されているロングセラーモデル『アクアノート』「Ref.5167A-001」が輝きました。非常に人気のモデルではありますが、ハック機能が追加された新ムーブメント「Cal.26-330SC」を搭載した高年式個体を求めている方が多い印象でした。また、2022年より保証書を【パテックフィリップ】で一定期間お預かりするようになりましたが、高年式で保証書が付属している個体が今後更に差別化されていくことを予想して、購入された方も多かった印象です。『アクアノート』強し、そう感じる結果となりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

流通量が少ないモデルや、高年式個体を狙う愛好家の方が増えた傾向にありましたが、その中でも『カラトラバ』の底堅い人気というのも、感じさせられた結果となりましたね。

また、今までドバイ(2012年)、ミュンヘン(2013年)、ロンドン(2015年)、ニューヨーク(2017年)、シンガポール(2019年)と「ウォッチアート・グランド・エキシビション」を開催してきた【パテックフィリップ】ですが、2023年6月10日~25日には日本で開催されることとなります。 これまでのエキシビジョンでは限定モデルがリリースされており、公式サイトでは”いくつかのリミテッド・エディションも発表されます”と言及されています。どういったモデルが発表されるのか、要注目ですね!!

良いお年を!

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