コミット銀座の鑑定士・スタッフが欲しいモデル”Part 1

本日は“コミット銀座の鑑定士・スタッフが次に欲しいモデル”Part 1をお送りいたします。

高級時計店を訪れた際、時計業界に従事しているスタッフがどんな時計をしているのか?ついつい腕元に視線を送ってしまう方も多いのではないでしょうか。やはり、日々時計に囲まれて仕事をしている”プロ達”が身に着けている時計や、次に欲しいと思っている時計は、色々な意味で気になるところではないかと思います。

そこで今回は、2回に分けて各7名ずつ、コミット銀座(以下、当店)の鑑定士・スタッフが次に欲しいと思っている時計を合計”14“ご紹介していきたいと思います!是非とも最後までお楽しみください。

①【ロレックス】『ヨットマスター40』「Ref.126655」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/yacht-master/yacht-master-142/

最初にご紹介するのは、1992年に『サブマリーナー』の上位モデルとして登場した『ヨットマスター』から、ケース素材に18KERG(エバーローズゴールド)、ブレスレットにオイスターフレックスを備えた現行モデルの「Ref.126655」。オイスターフレックスを採用している金無垢の『ヨットマスター』は、18KWG(ホワイトゴールド)および18KYG(イエローゴールド)仕様でも発売されておりますが、どちらもケース径42mmとやや大きくなっており、日本人の腕に馴染みやすい40mmのケース径で展開されているのは、こちらの「Ref.126655」のみとなっています。18KERG(エバーローズゴールド)ケース、マットブラックのセラミック製ベゼル、オイスターフレックスと、シックなカラーコントラストが大人の男性を演出してくれる一本ですね。

こちらの【ロレックス】『ヨットマスター40』「Ref.126655」を狙っているのは、YouTubeでもマジシャン?としてご紹介させていただいた店頭スタッフの”大塚 誠“。時計好きが高じて異業種から当店に入社してきた遅咲きのルーキーです。(笑)「Ref.1016」をはじめ【ロレックス】を3本所有しており、「Ref.126655」が欲しい理由は「オシャレで大人の魅力があるから」とのこと。持ち前の熱い気持ちで日々業務に取り組んでおり、お客様との時計談義を非常に楽しみにしておりますので、店頭で見かけた折には是非声をかけてあげてください。

②【ロレックス】『エクスプローラーⅡ』「Ref.1655」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vintage_rolex/explorer2-258753/

続いてご紹介するのは、【ヴィンテージロレックス】の中でも屈指の人気誇る『エクスプローラーⅡ』「Ref.1655」。『エクスプローラーⅠ』の系譜を辿りながら、その上位機種として1971年頃から1984年頃まで、およそ13年間製造されたロングセラーモデルです。洞窟や極地など、昼夜の区別がつかないような過酷な状況下での使用を想定して作られ、その特徴は何と言ってもペンシル型の針、ベゼルに24時間スケールを採用していることでしょう。それまでのデザインコードとは異なる【ロレックス】の中でも異端と呼べる存在で、発売当初は、その独特なデザインから販売本数が振るわなかったようです。しかしながら、その存在感が徐々に評価されるようになり、特に日本での人気は非常に高くなっております。年々流通個体も減ってきており、今後ますます希少性や資産価値も期待できる一本です。

こちらの【ロレックス】『エクスプローラーⅡ』「Ref.1655」を狙っているのは、店頭スタッフの”古川 拳“。彼も異業種から当店に入社してきておりますが、その真面目な性格と物腰の柔らかさ、さりげない周りへのサポートから、早くもなくてはならない存在となっています。彼は入社後に購入した「Ref.14270」を現在愛用しておりますが、『エクスプローラー』とヴィンテージウォッチに魅了された結果、今回のチョイスとなったようです。今後、皆様と接する機会も増えてくると思いますので、店頭で見かけた際には気軽にお声がけください。

➂【ロレックス】『サブマリーナー』「Ref.16618」X番

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/submariner/submariner-233738/

海を連想させる色鮮やかなブルーをベゼルとダイヤルに採用した通称”青サブ”は、『サブマリーナー』の中でも説明不要の人気モデル。とりわけ5桁モデルの「Ref.16618」は、経年変化によりブルー文字盤が”紫”に変色したヴァイオレットダイヤルや、ベゼルが褪色した個体、夜光のトリチウムが綺麗に焼けた個体など、セミヴィンテージの魅力を存分に堪能できます。18KYG(イエローゴールド)×ブルーのビジュアルが派手なのでは?と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、試着してみると意外と悪目立ちせず、大人の男性を演出するにはもってこいです。夏場にTシャツスタイルで”青サブ”を腕元に飾っていただくことをオススメします。

こちらの【ロレックス】『サブマリーナー』「Ref.16618」X番を狙っているのは、店頭スタッフの”里田 貴彦“。やはりと思われた方も多いのではないかと想像しますが、当店で”青サブ”といえば彼でしょう。(笑)YouTube、Instagramをはじめ、接客のプロフェッショナルとして常に陣頭に立ってくれている要のスタッフの一人です。爽やかな容姿と巧みな話術でファンが多い里田ですが、X番は彼のバースイヤーでもあり、ぴったりのチョイスですね。

④【カルティエ】『ペブルシェイプウォッチ』「Ref.WGPB0003」

*出典元:https://www.hodinkee.com/articles/cartier-rolls-out-a-new-pebble-live-pics-pricing

1972年にロンドンで誕生した『ペブルシェイプ ウォッチ』。こちらは誕生から50周年という節目を迎えた2022年に世界限定150本で発表された「Ref.WGPB0003」です。この傾いたスクエア型のデザインは「ベースボール」の愛称でも親しまれており、2021年に世界三大オークションの一つである「PHILIPPS(フィリップス)」で、ロンドン製の『ペブルシェイプ ウォッチ』が403,000スイスフラン(約48,700,000円)で落札されたことは記憶に新しく、オリジナルモデルは僅か6本のみの製造と言われています。『クラッシュ』をはじめ、【カルティエ】のヴィンテージウォッチは近年の海外オークションでも高値で落札されるモデルも多く、復刻モデルも予約完売するなど人気を集めています。遊び心溢れるデザインは、熱心な【カルティエ】コレクター垂涎の的となっている1本です。

こちらの【カルティエ】『ペブルシェイプウォッチ』「Ref.WGPB0003」を狙っているのは、店頭スタッフの”薛 妹妹(セツメイメイ)“。三か国語を操り、ウォッチコーディネーターの資格も取得するなど勉強家でありながら、頭の回転の速さと抜群の記憶力でスタッフから頼られている存在です。また、休憩時にスタッフが談笑できるよう、お菓子をよく差し入れしてくれます。(笑)彼女は『タンク アメリカン』も愛用しておりますので、【カルティエ】の時計にご興味ある方は是非声をかけてみてください。

⑤【ロレックス】『デイトナ』「Ref.6239」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vintage_rolex/daytona-279609/

1963年頃に登場した『デイトナ』の初代にあたる「Ref.6239」。【ロレックス】愛好家の方なら一度は憧れるであろう手巻きの『デイトナ』で、1960年代後半まで製造されていた、ノンオイスターのステンレスベゼルモデルとなっています。年代によってダイヤルはマイナーチェンジされており、表記無し、12時側スモールロゴ、12時側ビッグロゴ、6時側ロゴ、初期に存在するルマン(ロゴの代わりにアンダーバー)など、様々なバリエーションがあります。パーツの整合性、夜光やケース・ブレスレットの状態によって相場が大きく変動するヴィンテージモデルですが、現行モデルには得られない風合いはコレクターを魅了してやみません。現在ではオークションピースとなりつつありますが、”お子様に受け継ぐ時計”としても、これ以上の時計はないのかもしれませんね。

こちらの【ロレックス】『デイトナ』「Ref.6239」を狙っているのは、店頭スタッフの”有村 大地“。当店の公式YouTube COMMIT TVにも度々出演しておりますので、その明るいキャラクターでお馴染みのことと思いますが、当店スタッフのまとめ役として、陽気な性格と得意の関西弁を駆使し、時に厳しく、時に場を明るくしてくれる重要な存在です。あえて、第三世代ではなく初代を狙う、、、彼の時計愛と渋いチョイスに人柄が反映されています。

⑥【ロレックス】『デイトナ エルプリメロ』「Ref.16520」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/rolex/daytona/daytona-el-primero-253321/

【ロレックス】の中で1位、2位を争う程の人気を誇る『デイトナ』。こちらの「Ref.16520」は1988年の登場以来、その完成されたデザインで、長きに渡りクロノグラフの王様とも呼ばれているモデルです。搭載ムーブメントに【ゼニス】社製の”エルプリメロ”をブラッシュアップした「Cal.4030」を採用していることから、その名の通り”エルプリメロ”の愛称でも広く知られています。【ロレックス】は製造している期間にパーツのマイナーチェンジを行うことがあり、その微細な違いがマニア心をくすぐり続けていますが、こちらのモデルも製造された年代により、通称”パトリッツィ(ブラウンアイ)”と呼ばれる、インダイヤルがブラウンカラーに褪色した個体や、夜光塗料にトリチウムが使用されている個体、ベゼルのタキメーター表記が異なる個体など、多彩なバリエーションが存在します。単にデザイン性に優れているだけでなく、資産性も抜群となっていますので、一生モノの一本といえるでしょう。

こちらの【ロレックス】『デイトナ』「Ref.16520」を狙っているのは、鑑定士期待のホープ”根本 翼“。若いながら鑑定歴も豊富で、物怖じしないしっかりとした性格に加えて、真摯に対応する姿勢により、着実にファンが増えてきている印象で、彼を指名するお客様も多くいらっしゃいます。『GMTマスターⅡ』のコークをこよなく愛する彼ですが、バースイヤーであるW番の『デイトナ』、もしくは「Ref.16520」の初期に存在する4ライン&200タキあたりの個体を狙いたいとのことです。

⑦【ロレックス】『エクスプローラーⅠ』「Ref.1016」

*出典元:https://www.commit-watch.co.jp/buyer/watches/mens/vintage_rolex/explorer-226665/

最後にご紹介するのは、【ヴィンテージロレックス】の中でも人気が高い『エクスプローラーⅠ』「Ref.1016」。1960年から1990年頃まで約30年間もの間製造されたロングセラーモデルは、そのシンプルなデザインから長きに渡り【ロレックス】ファンに愛されてきました。文字盤はミラーダイヤルなどを含めて5型まで存在し、後継機には存在しない”フチなし”インデックスの風合いがなによりの魅力と言えるでしょう。ファッション関係者や数々の高級腕時計を所有してきた愛好家が、原点に戻る形で「Ref.1016」を選ばれる傾向も未だに根強いです。デザイン・機能ともにシンプルゆえ飽きがこず、一生モノの一本として重宝するでしょう。

こちらの【ロレックス】『エクスプローラーⅠ』「Ref.1016」を狙っているのは、ヴィンテージロレックスに造詣が深い鑑定士の”金子 剛“。これまでの長い鑑定歴の中で、数々のヴィンテージ・セミヴィンテージモデルに触れてきており、店主の阿部も頼りにしている存在です。現在は『デイトナ』を愛用している彼ですが、その金子の心をも捉える魅力を持ったモデルが「Ref.1016」の人気たる所以なのかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

先般、当店が誇る鑑定士および店頭スタッフの紹介ページを公開いたしましたが、お読みいただきましたでしょうか。今回、そちらをもとに本稿を製作いたしましたが、まだ閲覧されていない方がいらっしゃいましたら、下記にリンクを貼っておきますので、是非ご一読くださると幸いです。

今回も、本記事がお気に入りの一本を見つける一助となれば幸いです。

パート2もお楽しみに。

ではまた!

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